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インターナル・マーケティングの覚え書き。毎日のできごとを少し深く考えた、ビジネスのヒントを提供します。
同期会
ブログ経由で、20代を過ごした会社の同期から突然メールをもらう。

心底たまげた。

何年ぶりかということもあったが、その日の夜、10年ぶりとも言える同期会を京都で予定していたからだ。

メールの差出人は小生同様会社を中退した組で、東京在住なのでこの会のことは知らないはずだ。

なんというシンクロネシティー。

その話を含め、同期会は大いに盛り上がった。

この同期という繋がりは、会社によって絆の強さが違うようだが、この会社は強烈だ。

10年ぶりに顔を合わせても、すぐに新入社員の頃のテンションに戻る。

会話の内容は健康、老眼、子供の教育、事業、部下の話だったりするが、気分
は全く20代のままだ。

『これが答えだ!-部下の潜在力を引き出す12の質問』という仰々しいタイトルの本がある。

高業績が期待できる組織かどうかは、12の質問をすれば分かるという内容だが、その質問の一つに、「社内に親友がいる」というのがある。

この会社はまさにそれだ。

次回は、今回声を掛けられなかったメンバーも招集しよう。
自律
研究会でビジネスパーソンの「自律」について考える。

自律した人材を求める会社は多い。

でも本当に自律すると会社を辞めてしまうことも考えられる。

働く側にとっては、会社を辞めてもやっていけるということが自律だから、心のどこかにその可能性を持つことになる。

その可能性を考える自由度が自律だ。

社員の定着という観点からは、「自律」は経営者に取って諸刃の剣である。

だからといって、辞めない程度に中途半端に自律して欲しいとは言えない。

口には出さないがそのようなメッセージを発している経営者は少なくない。

子供の自律を願いながら子離れできない親に似ている。

そういうメッセージに社員は敏感で、自由な発想が制限される。

そんな会社はつまらないので、辞められるほどの実力のある人にとって良い会社であり続けるという経営姿勢が大事だ。

うちに入ればどこでも通用するよ、でもみんな辞めたがらないよ、が理想である。

といいながらも、やっぱり辞める人も出てくるので、常に社員は新陳代謝することになる。

社員が外の会社にアンテナを張り、キャリアの可能性を探る。

会社も新たな人材の流入を怠らない。

ウチとソトがなんだか曖昧になる。

こういう、外に開かれた会社がすばらしいと思う。
ベテラン
ベテランの営業部長が、予算割れの大ピンチに起死回生の大きな商談を取ってきて、一安心となる。

部長さまさまと、賞賛の声があちこちから聞かれる。

定年間際になっても技術の勉強を怠らず、豊富な人脈を基にした仕事ぶりはみんなの模範である。

もちろん、社内外からの人気は高く、彼がいるから取引していると公言するお客さんもいる。

問題は後継者が育っていないことだ。

スーパーエースがいつも危機を救ってくれるので、経営陣が構造的な問題を解決しようとしない。

気がつけば、あちこちの部門で高齢化が進み、後何年かで人材不足に陥るのが明らかだ。

目の前のホームランが、戦略的な意思決定を先送りにしている。

自分の会社のことか?とドキッとする方もいらっしゃるかも知れない。

いえいえ、阪神タイガースのことです。
AIG
米国AIGに投入された税金が、高額ボーナスにまわっていることで非難囂々である。

感情的には当然で、金貸しはこれだから嫌われるのだ。

オバマさんも地団駄を踏んでいるが、こうなることを想定してもう少し手が打てなかったものか。

当事者にとれば、ボーナスは契約に基づく権利であり、経営者にとっても契約違反で訴えられるのはかなわんので、手続き通りにことを運んだということだろう。

今回の騒動を通じて、金融会社は人間だけが資産だということがよく分かる。

これが製造業で、新たな設備投資や原材料購入費用に充てたとなれば、非難は起こらないだろう。

設備に薪をくべることで、事業は焚きつけられる。

金融は、薪をくべる先が人間以外にない。

だから将来の収益確保を見越してできる人にボーナスを支給しました、ということだろうが、感情的には納得できない。

人間は設備ではない。

みんなが困っているときには助け合い、お金がなければ痛みを分かち合う。

決めごとと違った状況にあっても、臨機応変に対応し、社会を築く。

これができなければ人間ではない。

油を差さなきゃ必ず壊れる機械とは違って、非常時に馬鹿力を出すのが人間だ。

おめえら人間じゃねえ、という感覚はこういうところから来るのだと思う。
携帯電話忘れる
携帯電話を家に忘れた。

今日は携帯電話がないとかなりまずい。

妻にお願いして最寄りの駅まで持ってきてもらう。

こういうのも複数の人間で共同生活をしている利点である。

偶然にも彼女が家にいたからいいようなもので、リスク回避のためにはメンバーの行動パターンが違った方がよい。

一人は外、一人は内。

こう書くと化石のような原始的思考の持ち主に見られそうだが、単に行動のポートフォリオを家庭の中に持った方が良いということだ。

ダンナが内で、ツマが外でももちろん良い。

子供が外で、親が内でもよい。

親が日本で子供がアメリカというのも良い。

ビジョンやカルチャーを共有した上で、行動は多様であることが組織活性化のポイントだ。
しまなみ海道
会社のホームページに飛び込みでアクセスいただいた方とお会いして、インターナルマーケティングについてディスカッション。

このような出会いがあるのがネットのすばらしいところ。

ネットがすばらしいと言うより、アクセスいただいた方の行動力がすばらしいと言うべきだろう。

話は脱線して自転車の話に。

しまなみ海道をお友達と走破されたそう。

これは、私もやろうやろうと言っていたことだ。

言うだけではダメなのだ。

フェリーで今治に入って、帰りは新幹線で輪行というコースがお奨めと。

楽しいお話、ありがとうございました。
M&A
M&Aご専門のあきばさんを大阪にお迎えして、某プロジェクトのミーティングを行う。

仕事を終え、晩の食事会でいろいろと雑談。

会社の評価額がどうこうは当たり前の話で、会社を買収してからどういうビジョンを持って経営するかが大事。

買収を検討・決定する部門と、買収後に事業運営する部門が違うとうまくいかない。

事業運営部門にやらされ感だけが募るからだ。

どういう目的で、どういうビジョンを持って、カルチャーの違う会社と結婚するのか。

そういう思いが希薄で、今日から君の同居人が彼だ、と言われても困るのだ。

経済的に困ったから同居しようか、でも結婚生活はままならない。

人間の結婚以上に大変そうだ。

互いの見合いから、ビジョン形成までを手伝うのがM&Aコンサルティングの仕事である。

いろんな情報が飛び交い、勉強になりすぎる1日であった。