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すかいらーくとアデランス
すかいらーくやアデランスで、大株主の投資会社が経営者の交代を求めている。

物言う株主は村上ファンドの事例などで「乗っ取り」のイメージが強く、攻める悪者と守る善人に単純化されがちだ。

そういう人情劇の観点ではなく、この2社は様々な点で注目している。

すかいらーくは、労働組合がトップ交代に賛成していることだ。

株主と従業員からダメだしされると経営者に居場所はない。

横川社長はサントリーや伊藤忠商事に支援を求めているようだが、この支援企業にとっても、誰をなんのために支援するのかが分からなくなっているだろう。

従業員の代表たる労働組合が、企業ガバナンスのキャスティングボードを握るケースはこれからも増えるだろう。

アデランスは、報道を見る限り、投資会社のスティール・パートナーズも予想していなかった展開になっているようだ。

もとよりSP社は経営に参加するつもりはなかったが、予想外に前任社長の再任が株主総会で否決され、やむなく役員を送り込む事態になったとのことである。

アデランスのケースで注目なのは、顧客からそっぽを向かれ始めていることである。

新規受注が前年より20%落ち込んでいるが、それは組織のごたごただけではなく、サービスの品質にも問題があるのだろう。

株主、従業員、顧客の3者を上手につなぐのが経営なんだとつくづく思う。


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