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ジャン・ボードリヤール『消費社会の神話と構造』
1970年に発表されたボードリヤールの『消費社会の神話と構造』(今村仁司・塚原史訳、1995年、紀伊國屋書店)を読む。

巷のビジネス書とは違って、エラく難しい本だが、たまにこういうのを読まないと、頭の隅にすすがたまるので、頭の掃除によろしい。

一言で何が書いているかを説明することは残念ながら現時点の能力を超えるが、MBA的教科書のマーケティングセオリーとは全く異なる切り口の本である。

消費は自由意志に基づく行為ではなく、「強制された制度」であること、

製品の持つ便益ではなく、消費者が知覚する記号的差異が消費の本質であること、

暴力(無気力、鬱なども)が強制された豊かさ(経済成長)に起因すること、

など、議論を巻き起こす論点が満載である。

普通のビジネス書に面白さを感じない人にはよいと思う。

「成熟」した商品を扱っているビジネスマンであれば、ひょっとしたら実務的な示唆を得られるかも知れない。


「消費社会」を製品市場だけでなく、労働・雇用・キャリア・育成に適用して考えるのも有効だ。

とは言え、実用性を求めて読む本ではない。

フランス人の文章はシニカルで小難しい。
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