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インターナル・マーケティングの覚え書き。毎日のできごとを少し深く考えた、ビジネスのヒントを提供します。
ベネッセ アートサイト直島
金曜日より、大学院仲間および先生と岡山・直島方面に旅行。

工場見学やゼミナールの付加価値の高さは当然。

宿泊は「ベネッセ アートサイト直島」。

美術館と一体となった安藤忠雄氏の建築である。

なんと、氏もちょうど宿泊されていた。


部屋にテレビはない。

まわりにはほぼ何もない。

否が応でも、現代アートと密接に関わることになる。

難解な現代アートだが、ガイド付きツアーで自分なりに腹に落ちた。

まず、表現するテーマ、意味が多様である。

時代背景や社会の問題に強くリンクしている。

もう一つの特徴は、表現方法、アイデアの広がりがあること。

絵は額縁の中に収まらず、絵の向かい側にある窓の外の風景と連動している。

あるいは、外に写真を掲示し、写真の水平線とその向こうにある実際の水平線が一直線になっている。

さらに、目の錯覚を利用して、白い壁をオレンジ色に見せる。

「作品」と環境の境目が曖昧になり、むしろ曖昧なほど面白い。


現代アートが扱うテーマは、企業の経営課題とかなり近い。

アーティストはアートで問題意識を喚起し、人々の行動の踏み台になる。

経営はマネジメントでビジョンを伝え、人々の行動を誘発する。

アートと同様、表現の工夫がいる。

ただ紙に書いて配るだけ、壇上に上がってしゃべるだけ、では昔ながらの陳腐な作品だ。

こうきたか、というアーティストの挑発と同様、経営者のアートが待たれている。
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