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インターナル・マーケティングの覚え書き。毎日のできごとを少し深く考えた、ビジネスのヒントを提供します。
フィレンツェ
京都岡崎の市立美術館に「フィレンツェ-芸術都市の誕生展」を見に行きました。京都には住んでいたことがありますが、大阪から出向くとちょっとした小旅行です。

絵や彫刻は、キリスト教関連が多く、まあそんなもんかなという感じでしたが、当時の「本」には心底感動しました。

ちょうど印刷機が発明された時代のものですが、そのころの本は知識や権力や富を象徴していたのでしょうね。挿し絵が鮮やかで、フォントも段落頭がわかりやすいように工夫されていたりして、そのまま芸術作品です。紙ではなく羊の皮を用いている分厚いものは、それだけで重厚なインテリアです。子供の頃、新しい百科事典をわくわくして開いたときのことを思い出しました。

本の創始期において、それが絵と文字の複合情報で、言葉に加えてかなりの情報を視覚に訴えていることは注目です。メールやメモ書きや箇条書きレジュメといった愛想のない文書ばかりアウトプットしていると、感度が鈍る恐れありです。

プレーンテキストという代物はコンピュータ時代の産物で、もともと文字というのは「デザイン付き」の存在だったのかも知れません。デザインや見た目は自分の専門外として遠ざけるのではなく、情報を伝える基礎的な要素としてもっと向き合わなければ、と思った次第です。

模造品で良いから当時の本をモチーフにしたおみやげがないかな、と探していたら、1ページ20万円くらいのオリジナルが額に入って売っていました。

おみやげはあきらめ、この感動は記憶にとどめておくことにしました。

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