インターナル・マーケティングの覚え書き。毎日のできごとを少し深く考えた、ビジネスのヒントを提供します。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
世界柔道
柔道の世界選手権をテレビで見る。

民放のアオり満点のアナウンスに辟易するが、格闘技と思えばこれもアリだとは思う。

少なくともプロ野球の何の工夫もない解説よりは良い。


日本人にとって柔道は勝てばいいってもんじゃない。

綺麗な一本勝ちをしてこそ柔道だ。

ルールがどうであれ、一本勝ち、それも綺麗に相手を背中から落とすことを期待する。

見え見えの判定狙いの柔道では日本ではヒーローになれない。

まず誰もがイメージする型があり、ルールを超えてその型を目指す。

柔道が日本人のものであることのゆえんである。

野球やサッカーは違う。

私たち日本人は与えられたルールの中で最大限有利になるように知恵を重ねる。

ピッチャーが思いきり投げて、バッターが思いきり打つ。

これはアメリカの「型」であり、日本人はもっと策を使う。

流れるようなパスをつなぎ、個人技を見せつけ、強欲にゴールを狙う。

ブラジルのサッカーの型である。

ルールに振り回されるのではなく、世代を超えて型をイメージしてそこへ向かう。

このような組織の底力は他を寄せ付けない。


経営にとってのルールは財務的成果である。

だからといって、そのルールのみに行動基準を置くのは、一本勝ちを目指さない柔道と同じだ。

税法がどうだ、IFRSがどうしたと振り回されているようではだめだ。

自分にとっての経営の型はなにか。

自分にとっての真善美はなにか。

これをつくるのが経営リーダーだ。


それにしても、外国人同士の決勝戦は全く扱わないというテレビ局の姿勢もはっきりしている。

視聴者は日本人だから、ターゲティングのセオリーには合致している。

しかしながら、スポーツをレスペクトするという、精神の「型」がなさ過ぎやしないだろうか。
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。