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分数計算
久しぶりに分数の計算をする。

約分したり通分したり、二乗とか階乗とか、ついでにシグマなんかも計算してみる。

こういうことをちょっとばかりレクチャーする必要があるので、その予習である。

エクセルという便利な道具はあるが、筋道を追って考えるには手計算しかない。

逆数とかの言葉も久しぶりに使ってみる。

こういうことをビジネスパーソン向けに言うと、何を七面倒くさいことを言っているのかとなる。

できるだけ簡単に、簡単に、というのが世の流れである。

しかしながら、見た目は簡単だがその中身は恐ろしく難解というものがある。

パソコンだって使うのは簡単だが、スティーブ・ウォズニアックのように一から設計してつくるのは神業に近い。

なにごとも、お客さんには簡単に見えるが作り手側は相当の苦労をしている。

お客さん向けに簡単にしようとすると作り手に負荷がかかる。

簡単信仰が強い世の中は、作り手側の負荷がますますかかる世の中でもある。

かくして、「客」のときの負荷量の小ささと「作り手」側の負荷量の大きさのギャップが広がっていく。

昔はそのギャップはもう少し狭かったはずだ。

「ゲゲゲの女房」なんか見ていると、売り手も買い手も工夫しながら互いの生活をバランスさせている。

生活者としての工夫が、社会全体に活気を生んでいるような気すらする。

客の時にあまりに楽をしてしまうと、作り手側の時の発想を乏しくしてしまわないだろうか。

そんな懸念がある。

宮崎駿がiPadはマスターベーションだとか、オバマ大統領がデジタル機器は人間をアホにするとか言ったことも何となく分かる。

客としての「楽」要求ベクトルはこのまま続くだろうから、僕らは生活者としての苦労を進んで引き受ける姿勢が必要になる。

自動車が普及して人々がジョギングやウォーキングを始めたように、快適社会は能動的なトレーニングが必要とされる社会なのだ。

たまに役に立ちそうもない面倒な分数計算をするのも良いだろう。
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