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インターナル・マーケティングの覚え書き。毎日のできごとを少し深く考えた、ビジネスのヒントを提供します。
中国の人に来て頂くために
メーカーは新興国ターゲット、国内サービス業は中国人観光客狙いというのが、多くの企業の事業戦略の軸である。

きわめて分かりやすく、かつ横並び発想と批判もされるだろうが、まずはこの戦場でしっかり戦うことが不可欠だ。

観光業界は溝畑観光庁長官はじめ、中国のお客様獲得に躍起になっている。

その前提は、中国の人にとって日本が魅力的なソフトウェアであるということだ。

日本の賞味期限が切れないうちに一生懸命セールスして、お金を使ってもらわなければならない。

もちろん、対価以上の満足感を持ち帰ってもらって。

報道番組をチェックしていると、中国の出国者の2%しか日本に来て頂いていないようだ。

買い物目的の旅行としては韓国が人気のよう。

安く行けるし、国ぐるみでのコールセンターのサポートなど手厚い施策を展開している。

ここでも国のスピード感の差があるようだ。

円高で相対的に物価も高いとなれば、韓国とまともに張り合うのは得策ではない。

中国の人から見て、日本はどのようなポジショニングなのだろうか。

高価格だが上質のサービスが受けられ、世界の先端の製品に触れることができる。

毎日が新しい企画に満ちたエブリデイ万国博覧会場。

アメリカやヨーロッパも費用的には似たようなものだが、食事や親しみやすさで日本に軍配。

といったところか。

気をつけないといけないのは、ハイエンドゾーンに逃げ込んで需要のボリュームを取り損ねること。

家電製品の轍を踏まないようにしなければならない。

家電製品は価格競争力を付けるために、部品の現地調達サプライチェーン構築と設計の抜本見直しに躍起になっている。

同じ事が観光産業にも言える。

例えば、春秋航空という格安のエアが茨城空港に降り立つ。

搭乗率が損益分岐点を超えたら、残りの席はPRとして超格安で売る。

発想が柔軟だ。

観光サプライチェーンの一環として、このような企業と組むことも一案だ。

何もオールジャパンでなくても良いのだ。

日の丸航空さん、ごめんなさい。

ここぞというコンテンツはサービスを極め、その他の要素は思い切って切り捨てる。

何が価値なのか、日本に来ていない98%の人の頭で考えなければならない。
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