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インターナル・マーケティングの覚え書き。毎日のできごとを少し深く考えた、ビジネスのヒントを提供します。
木曜日と金曜日をいかに過ごすか
安藤百福氏は、チキンラーメンの開発のため、自宅に1年間こもりきりになった。

松下幸之助氏は、作ったことのない電灯ソケットを見よう見まねでつくったが、ろくなものはできなかった。

水木しげる氏は、気持ちの悪い絵をコツコツ描く貧乏な漫画家だった。

成功した未来から過去を眺めれば実直な努力であっても、その渦中にあっては世間の常道からはずれた変人である。

変人を偉人に変えるのは、ただ一つ。

結果を出すことである。

岡田監督、圧倒的不人気から、結果を出して評価はV字回復。

これが市場主義、成果主義の清々しいところである。

結果がそれまでの過程の評価を変えるのだ。

今がだめでも次がある。

「最後に成功すればよい」

ナイキ創立者のフィル・ナイト氏の言葉だそうだが、大前研一氏を通じて小生の頭に刷り込まれた。

今に見ていろ、コンチクショー。

これが経済発展の原点だ。


スカパーでプレミアリーグやスペインリーグを見る機会が多少あり、Jリーグブームに乗って草サッカーチームの一員だったことがあるごく普通の47歳にとって、ワールドカップの紀元ゼロ年はドーハの悲劇だ。

それまでは全くの異国の大会であり、ペレやマラドーナの映像も、ラスベガスのマジシャンと同等であった。

その舞台が現実のリアリティを持って現れたのが94年アメリカ大会予選。

「アメリカに行こう」のキャッチフレーズを未だに鮮明に覚えている。

ドーハでのイラク戦、後一歩で夢のような舞台に立てるであろう高揚感と、ギリギリのところで奈落の底に落とされた絶望感を、僕らの世代は忘れることがないだろう。

まだワールドカップの切符は許されなかったのだ。

そのあまりに厳しい試練を通り抜け、ニッポンは4大会連続出場の常連国となった。

途中、タレントと自国開催の幸運が重なったベスト16、楽天的指揮官に踊らされたドイツでの惨敗と、記憶に残る歴史が着実に刻まれている。

そして今回、圧倒的不信任を抱えて突入した岡田ジャパンが、カメルーンを破り、いいニュースのなかった日本に驚喜をもたらした。

他国の開催で、はじめてもぎとった勝利。

6月14日は、はやぶさが無事帰還したニュースと合わせ、日本が盛り上がった歴史的一日として記憶されるだろう。

ドーハで負けてから17年。

いかに立ち上がりの数分間が危険な時間か、ロスタイムを終える笛が吹かれるまでは何が起こってもおかしくないことを私たちは知っている。

そのことにより、私たちはワールドカップに参加することを許されているのだ。

ポジティブな可能性をもとに第3戦を迎えられるのは、なんと幸せなことか。

木曜日と金曜日の仕事をどのように調整するか。

今週のビジネスパースンの手腕がそこに問われることは間違いない。

岡田監督および選手の皆さん、これだけ日本を盛り上げてくれて切に感謝申し上げます。
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