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類推力
なぜそうしようと思うのか?

その意図・目的は何か?

もっと他の可能性は考えられないのか?

このような質問はできる上司を装うには良い質問である。

自分は何も考えなくて良いからだ。

本当にできる上司は、その答えを準備してから、部下に対する教育的効果を狙ってこれらの質問をする。

相手の考えの浅さを指摘するプチダメだしなので、余りこれをやると煙たがられる。

さらに、自分の頭が切れると思っている部下が上司にこれらの問いを発する場合がある。

あなたの発言はロジカルでありませんよ、というニュアンスが伝わり、上司がカチンとくる。

アルバイト生でも、小生に対してこういう問いかけをすることがある。

小生の答えは、質問する前に自分で考えよ、ということだ。

当然自分の説明不足を棚に上げて開き直っているのだが、世の中において目的と手段がいつもきちんとセットされて指示されるわけではない。

上司の能力レベルもあるし、つべこべ言わずに迅速に作業してくれ、という場合もある。

どんな環境でも主体的に仕事を進めていくためには、言葉にされない状況をつかみ取り、目的を類推する思考が大事なのだ。

その類推力がないと、人間関係がギクシャクする。

コンサルタントという仕事においては、クライアントが言葉にできない意図を、的確に言葉にしてあげるという能力がとても大事である。

コンサルタントの教科書にはwhyを5回唱えるとか書いてあるが、誰彼構わずそれを実践すればいずれ仕事が無くなる。

「なぜ」というオープンクエスチョンではなく、「こういうことですか?」というイエス・ノークエスチョンを考える心がけが重要だ。

これはマーケティングリサーチの方法論と同じですね。

類推力のない言葉の応酬が知的な議論とはき違えないように、思いやりのある議論をしたいものだ。
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