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サンクコスト
天候が不順で、かつ仕事的に自転車に乗るチャンスが最近少ないので、家のエアロバイクをよく使っている。

最近ウォーキングに開眼している妻も、天気が悪いときには漕いでるようだ。

きっと使わなくなるのにこんな邪魔なものを...という声なき声が聞こえていたが、十分活用されている。

このように意外によく使われているものもあれば、そうでないものもある。

オフィスに目をやれば、解像度が悪くて半年も経たずにお蔵入りになったプロジェクタ、ホワイトボードの変わりになるはずだった巨大ポストイットなどなど。

そのときはよかれと思って購入したものが不必要になることは、まあ避けられない。

世の中、当てが外れるということもあるのだ。

政治の世界に目をやれば、ダム建設が無駄だと言うことで中止の方向に動いている。

これまで費やした金額が半端ではないが、将来意味のないものをつくるのは止める、というのはあまりに当たり前のことだ。

サンクコストという言葉がある。

日本語にすると埋没原価で、過去の投資の大小はこれからの意志決定に何ら影響を与えないという考え方だ。

過去に多額の投資をした研究開発テーマであっても、将来の収益に繋がらないと判断した時点でやめるべきである。

例え何千億円過去に費やしていたとしても。

そういう観点でみると、民主党のダム建設中止路線はロジカルである。

ここまで造ったものなのにもったいない、というのは心情的には理解できても、意志決定の要因にはならない。

問題は、そのダム建設が将来にとって有益であるかの1点だ。

建設工事業者が困るとか、地元の経済が大変とかがクローズアップされているが、今後ダムは必要なのかどうか、これを論じている報道が少ないのが残念だ。

この問題を機に、日本の治水問題が国民的に話題になっても良いはずだ。

ともあれ、このようにロジカルに判断していくと、中途半端な仕掛かり工事が次々と中止になるだろう。

為政者が下手くそだと、そのような残骸が社会にあふれる。

会社だと、一度失敗するとそれが教訓となって失敗しにくくなるメカニズムが働く。

それができなければ会社が潰れる。

政治や官僚に、このような学習効果は期待できるのだろうか?
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