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戦略
良い戦略案のレポートとはどういうものだろうか。

論理的思考の教科書には、概ね次のように書かれている。

1.まず検討する範囲の枠組みを決める

2.その枠組みの中で、考え得る代替案を挙げる

3.検証のための情報、判断基準、正しいロジックで代替案の中から選ぶ。

というような感じだ。

たいていの場合、戦略案に着手するときは途方に暮れる。

どんな戦略があり得るか?

もちろん、何でも有りだ。

何でもあり状態から、制約条件を入れていって、話のテーマを限定していく。

人によっては限定しすぎだ、広い視野を持てといわれ、あるときには漠然としすぎだ、絞り込めと言われる。

代替案だって考え出せばきりがない。

店舗販売に通信販売、それぞれがさらに何通りものバリエーションがあって、それを自前でやる場合やだれかと協業する場合、などなど。

ああ、どうしたら「正しい」戦略が描けるのか。

もちろん、そんなものはない。

まず、こういうことがやりたい、という最初の一手がないと始まらない。

そういう思いから始めて、そのお題だったらこう考えますよ、という筋道を提示してあげる。

その筋道は、ある程度恣意的である。

そうじゃなきゃ前へ進まない。

どのような情報を得て、どのように考えたかを記述する。

このロジックは自分は違うと思う。

この結論の基礎となる情報は古くて、今はこうなっているからこっちのやり方の方がいいじゃないか。

こういう議論がチームに出だしたらグッドニュースだ。

書き物としての戦略書は、そういう議論を巻き起こし、チーム共通の共同幻想(=ビジョン)をつくる土台なのだ。

そのためには、単なるアイデアの羅列ではダメだ。

それではだめだが、アイデアがなければ戦略にはなり得ない。

ロジックの幹にたわわに実ったアイデアがおいしい戦略だ。



論理的に「正しい」戦略はない。

ただし、論理的であろうとしなければ、戦略とはいえない。


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