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彦根仏壇
縁あって、滋賀県の彦根仏壇を生きたケーススタディにし、事業戦略を考える研鑽の場にしようとしている。

彦根といえば、ひこにゃん。

ゆるキャラ祭りなど、街を挙げての活動が盛んな注目度の高い地域である。

小生、普段の生活で仏壇を意識することはない。

ましてや、買おうと思ったこともない。

丁寧な仕事で評判を得ていた高付加価値産業が、低価格の外国製品に押されている。

需要に応じてモノをつくり、販売していたが、需要が減ったり競争が激しくなってくると、どのように事業を展開して良いか分からない。

これは日本の多くの企業で一般的に見られている現象で、仏壇業界もその典型的な業界だ。


ここまでは一般論。

さて、この地場産業の将来戦略をどのように検討するか。

これがビジネスパーソンに突きつけられる課題。

ビジネスは、常に課題を解決する特殊解を探すこと。

一般論と特殊解の間には大きな溝が横たわっている。

それをどう越えるかだ。


オーソドックスなアプローチとして、業界や企業固有の事情を見る。

マイナス面だけでなく、売れる理由があり、買う理由があるはずだ。

競争があり、ポジショニングがある。

文献を調べたり、人に聞いたりして状況を解きほぐし、袋小路に入り込んだビジネスの脱出口を見いだす。

誰かが断片的に気づいている新たな方策を概念的に整理し、組織的に展開できるプランに描く。


特殊解を導くためにはアイデアが必要だ。

一般論に現れない問題解決の手がかりを見つけなければならない。

そのために、当たり前に使っている言葉や通念を疑う。

仏壇とはなんなのか。

彦根とはなんなのか。

何を解決しようとしているのか。

「伝統」とはいつ形成され、何が変えられて、何が変えられないのか。

世の中のどんな現象がチャンスなのか。

などなど。

言葉や通念に疑いを持つためには、さまざまな知識の引き出しが必要だ。

例えば、アパレルと何が類似していて、何が違うのか。

このような議論を重ねることで、仏壇という閉ざされたイメージを持つビジネスの、新たな概念化ができるだろう。


このようなことを検討し、彦根仏壇をビジネスパーソンの技量向上の素材としたいのだが、コンサルティングに携わる諸兄諸姉にも有効だと思う。

コンサルティングとは、クライアントが普段語らない情報や知識をもとに、事業を検討する新しい座標を提供すること。

さらに、その座標軸を道しるべとして、クライアントと共に新たな仮説を生み出す学習プロセスを共有すること。

このような企画の仕込みをシコシコとやっております。
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2009/06/10(水) 00:47:19 | | # [ 編集 ]
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