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ミルフィーユ構造
金融不安の沈静策は、目下のところ国家による公的資金投入である。

報道ニュースで「マーケット」と言えば株式相場か為替相場のことを指すので、金融は市場社会の象徴だ。

それが国家管理の色彩が強くなると言うことは、市場経済が中心の社会から政治中心の社会になることを意味する。

政治の思わく、国家の利益、政治家を選ぶ投票権のある国民の利益と言うことが、株価やROEといった個別企業の株主利益に優先する傾向になる。

例えば、希少資源の輸出禁止や、国内産業保護のための輸入障壁が設けられる。

市場社会の一つ上のレイヤーに「管理社会」が乗っかるのだ。

また、企業間取引は市場取引でも、企業内部は指示命令が通用する「管理社会」だ。

「企業内部-企業間取引-国家」の構造は、「管理社会-市場社会-管理社会」のサンドイッチ的構造になっている。

ということは、僕らの生きる社会は誰かに管理されている管理的社会なのか?

いやいや、自由意識を基にした、予定調和的でないダイナミックな将来可能性を秘めているだろう。

それでいて、困ったときには自発的に互いを助け合う共同体でもあるだろう。

僕ら一人一人は、他の人に価値を提供したり助け合ったりする精神を持っているはずだ。

「他の人」を「顧客」に置き換えれば、これはまさしくマーケティング・マインドだ。

マーケティングは儲けるための方策ではなく、他者に生かされているという市場社会の根本精神の考え方を示している。

僕らの上に管理社会レイヤーがあるとしても、僕ら自身はマーケティング的、市場社会的精神を持ち続けなければならない。

先ほどのサンドイッチ構造に「僕ら」を加えると、「僕ら-企業内部-企業間取引-国家」の構造が、「市場-管理-市場-管理」のミルフィーユ的構造になる。

このミルフィーユの一番底になる、僕らひとりひとりの最下層レベルに「市場」があれば、なんとか将来に期待が持てるのではないだろうか。
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