インターナル・マーケティングの覚え書き。毎日のできごとを少し深く考えた、ビジネスのヒントを提供します。
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機内コーヒー事件
飛行機の機内の飲み物がいつからか有料になっている。

コーヒー300円と、新幹線と変わりないのでどうってことはないのだが、前にタダだったものが有料になるとなんとなく頼むと「負け」のような気がする。

それでも飲みたくなったので、本日オーダーしてみる。

オーダーしてから小銭がないことに気がついた。

札入れを覗くと千円札もない。

こりゃダメだと思ってオーダーを断ると、優しく「大丈夫ですよ」とCAさん。

へえ、お釣り分のキャッシュをちゃんと持っているんだと安心する。

後ほどお釣りを持って参りますとのことで、1万円札を渡し、コーヒーを受け取る。

スターバックスブランドのコーヒーは新幹線より上等。

新幹線にはもっと頑張っていただきたい。

1万円渡したけど、お釣り忘れられたら嫌だなあとちょっと性悪説に立って少し心配する。

そこは信頼と安心のCAさん、すぐにお釣りを持ってやってくる。

ちょっと細かいですがいいですか、と。

はい、もちろんです。

ここで嫌だという人はいないでしょう。

ところがびっくり。

渡されたのが、千円札4枚、500円玉4枚、100円玉なんと37枚。

絵本に出てくる盗賊のように両手でいただく。

財布に入らないですよね、と小さなビニール袋2つ差し出される。

ありがとうございますとお礼を言って、ばらまかないように慎重に袋に小銭を入れる。

この場合、お釣りがありませんと1万円札は断るべきだと思います。
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分数計算
久しぶりに分数の計算をする。

約分したり通分したり、二乗とか階乗とか、ついでにシグマなんかも計算してみる。

こういうことをちょっとばかりレクチャーする必要があるので、その予習である。

エクセルという便利な道具はあるが、筋道を追って考えるには手計算しかない。

逆数とかの言葉も久しぶりに使ってみる。

こういうことをビジネスパーソン向けに言うと、何を七面倒くさいことを言っているのかとなる。

できるだけ簡単に、簡単に、というのが世の流れである。

しかしながら、見た目は簡単だがその中身は恐ろしく難解というものがある。

パソコンだって使うのは簡単だが、スティーブ・ウォズニアックのように一から設計してつくるのは神業に近い。

なにごとも、お客さんには簡単に見えるが作り手側は相当の苦労をしている。

お客さん向けに簡単にしようとすると作り手に負荷がかかる。

簡単信仰が強い世の中は、作り手側の負荷がますますかかる世の中でもある。

かくして、「客」のときの負荷量の小ささと「作り手」側の負荷量の大きさのギャップが広がっていく。

昔はそのギャップはもう少し狭かったはずだ。

「ゲゲゲの女房」なんか見ていると、売り手も買い手も工夫しながら互いの生活をバランスさせている。

生活者としての工夫が、社会全体に活気を生んでいるような気すらする。

客の時にあまりに楽をしてしまうと、作り手側の時の発想を乏しくしてしまわないだろうか。

そんな懸念がある。

宮崎駿がiPadはマスターベーションだとか、オバマ大統領がデジタル機器は人間をアホにするとか言ったことも何となく分かる。

客としての「楽」要求ベクトルはこのまま続くだろうから、僕らは生活者としての苦労を進んで引き受ける姿勢が必要になる。

自動車が普及して人々がジョギングやウォーキングを始めたように、快適社会は能動的なトレーニングが必要とされる社会なのだ。

たまに役に立ちそうもない面倒な分数計算をするのも良いだろう。
中国の人に来て頂くために
メーカーは新興国ターゲット、国内サービス業は中国人観光客狙いというのが、多くの企業の事業戦略の軸である。

きわめて分かりやすく、かつ横並び発想と批判もされるだろうが、まずはこの戦場でしっかり戦うことが不可欠だ。

観光業界は溝畑観光庁長官はじめ、中国のお客様獲得に躍起になっている。

その前提は、中国の人にとって日本が魅力的なソフトウェアであるということだ。

日本の賞味期限が切れないうちに一生懸命セールスして、お金を使ってもらわなければならない。

もちろん、対価以上の満足感を持ち帰ってもらって。

報道番組をチェックしていると、中国の出国者の2%しか日本に来て頂いていないようだ。

買い物目的の旅行としては韓国が人気のよう。

安く行けるし、国ぐるみでのコールセンターのサポートなど手厚い施策を展開している。

ここでも国のスピード感の差があるようだ。

円高で相対的に物価も高いとなれば、韓国とまともに張り合うのは得策ではない。

中国の人から見て、日本はどのようなポジショニングなのだろうか。

高価格だが上質のサービスが受けられ、世界の先端の製品に触れることができる。

毎日が新しい企画に満ちたエブリデイ万国博覧会場。

アメリカやヨーロッパも費用的には似たようなものだが、食事や親しみやすさで日本に軍配。

といったところか。

気をつけないといけないのは、ハイエンドゾーンに逃げ込んで需要のボリュームを取り損ねること。

家電製品の轍を踏まないようにしなければならない。

家電製品は価格競争力を付けるために、部品の現地調達サプライチェーン構築と設計の抜本見直しに躍起になっている。

同じ事が観光産業にも言える。

例えば、春秋航空という格安のエアが茨城空港に降り立つ。

搭乗率が損益分岐点を超えたら、残りの席はPRとして超格安で売る。

発想が柔軟だ。

観光サプライチェーンの一環として、このような企業と組むことも一案だ。

何もオールジャパンでなくても良いのだ。

日の丸航空さん、ごめんなさい。

ここぞというコンテンツはサービスを極め、その他の要素は思い切って切り捨てる。

何が価値なのか、日本に来ていない98%の人の頭で考えなければならない。
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