インターナル・マーケティングの覚え書き。毎日のできごとを少し深く考えた、ビジネスのヒントを提供します。
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イリンクス
スキーを家族で楽しんだ。

子供達が参加したスクールの効果は絶大で、平地を歩くのもままならなかった子がリフトに乗って滑り降りることができるようになった。

家族そろって斜面にいることが新鮮で楽しい。

スキーはかなり純度の高い娯楽だと思う。

永ちゃんのコンサートだと、60歳になっても現役の職業人としてのスキルを維持向上させないといけないな、とか考える。

"This Is It"を見るとエンターテイメントのマネジメントのあり方を考える。

どうしても仕事と関連させてしまう。

自転車のペダルをクルクル回すときも、その時間が結構長いので、やっぱりいろんなことを考える。

それらに比べ、スキーは高いところから低いところに一瞬にして滑り降りる。

余計なことを考えるヒマがない。

リフトで上に上がって滑り降りるという、意味のない単純な繰り返しである。

それがどうした、というくらい子供っぽい遊びだ。

ロジェ・カイヨワ氏はアゴーン(競争)、アレア(偶然)、ミミクリ(模倣)、イリンクス(めまい)の4つに遊びを区分している。

ゴルフはアゴーン、競馬はアレア、演劇はミミクリである。

スキーはジェットコースターなどと同類のイリンクスだ。

前者3つは人間が社会的存在であることを基盤としているが、イリンクスは「生き物」としての快楽だ。

かつてスキーはファッションであり、格好いいライフスタイルの象徴でもあった。

ブームが去った今、そのような肩の力が抜け、イリンクスとしての純度がより高くなった。

やたらと理屈っぽくなってしまったが、とても楽しかったということだ。
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学生さんへのメッセージ その4
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学生さんへのメッセージ その4
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奈良学園キャリア開発センターのサイトに掲載された、小生のインタビュー記事(ミネさん作成)を転載しています。


□これからの夢や目標ついてお聞かせください

~目まぐるしく変わる現代社会の普遍的側面をビジネスにする~

今の世の中はまるでジェットコースターのように目まぐるしく変化しますので、何かをコミットメントするということが非常に難しくなっています。

ですので、もっとマーケティングの本質というものに近づいて行きたいと考えています。

現在の社会は、お客様に生活基盤を委ねていますので、それはある意味で非常に脆弱な基盤と言えます。

「マーケティングを学べば儲かるのか?」「競合とは何か?」「お客さまと消費者との違いは何か?」。

こうした根本的な意味でのマーケティングというものをまとめあげたいと考えています。

いきなりマーケティングという実務的な作業に入ってしまっていて、マーケティングとして何を学ばなければならないのか、何を学ばなくていいのか、そういう新しい境地をビジネスにしていきたいと考えています。


□将来社会で働く私たちにメッセージをお願いします。

~皆がついて行きたくなる理想的なルールの破り方を探る~

私が辿ってきたプロセスが理想とは思わないし、勉強したら必ずいいかというものでもないと思います。
社会というところは、社会から受け入れられるようになるためにどれだけルールを破るかというようなところがあります。

例えば、学ランの長さを競うようなこともひとつだと思います。

やり過ぎると不快感にしかならなくなったり、ほど良いところでみんなが真似をしたくなるような、そのためにどうやってルールを外すか。

外すときにはそれなりの勇気と覚悟が必要になります。やり過ぎると悪の道に染まってしまうこともあります。

最後には全うな社会人として自分を確立していかなければなりません。

~仕事とは、今の社会にはない必要なものと創り出すプロセス~

今は、我々の時代よりもいろんなものが充実していて、勉強のためのカリキュラムや参考書もステップバイステップに学べるようになっています。

それを親から与えられて、知識を学んだだけの人力よりも、自分で自分に合った参考書を選んで、自分は数学が苦手だから、どう学ぶかを自分で工夫して、そういう勉強の仕方をしている人の方が、社会で仕事をするときの力が蓄えられていくのではないかと思います。

社会と軋轢を生まない工夫、自分の欲求の追求と、それが合わなければ止めるという決断、嫌なことでもやらなければならないところもありますが、何か寝食を忘れて打ち込んでしまうこと、そういうパワーが必要なのではないかと思います。

今の時代は子どもも忙しいので、なかなかそういうことも難しくなっていますが、怒られてもいいからやってみる。

怒られた時には怒った人が悪いというのではなく、それはそれとして怒られたことをしっかりと認める反省もする。

つまらないことをしてしまって人を傷つけてしまうこともあります。

でも、そういうことも経験しておく必要があると思います。

今は社会の許容度が落ちていると思います。

俺は叩かれるような悪いことをした。

叩かれて収まる程度のことならいいじゃないですか。

仕事とは、自分が今の社会にはなく、これからの社会には必要と思ったことへの挑戦であり、そのために必要なプロセスなのだと思います。

(おわり)
学生さんへのメッセージ その3
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学生さんへのメッセージ その3
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奈良学園キャリア開発センターのサイトに掲載された、小生のインタビュー記事(ミネさん作成)を転載しています。


□今の自分を育てた要因は何だと思いますか?

~「人と違うこと」「違うことへの価値」へのこだわり~

人事部に所属していたとき、会社の中で、私は、かなり変わった人だったと思います。

人事部は、基本的に堅い感じのする部署ですが、もっと開かれたフレンドリーな部署にしたいと思っていました。

ですから、派手な物もの着ていましたし、意味の感じられない会議には出席しなかったりもしました。

今から考えればかなり不良社員でしたが、部門を変えたいと考えていましたので、自ずと浸かりきってしまうことを避けていたようにも思います。

~ビジネスを面白いと感じた瞬間~

今のビジネスに直結するという観点で考えますと、ビジネスって面白いと感じる瞬間があったように思います。

お金を稼ぐためのアルバイトでもなく、決まったことを行う業務でもなく、自分でプランニングして、必要なものを手配して、目標に向かって取り組み、成果を出す。

例えば、それまで、飲料水というものは、飲料水としてどうかということにしか関心が持てなかったのですが、同じ飲料水を見ても、この背後にはどういったシステムがあるのか、どうやってくみ上げた水なのか、といったビジネスとして全体について考えるようになり、こう考えるとビジネスって面白いなって考えるようになった瞬間がどこかにあったように思います。

そういったことに加えて、大学生時代の映画制作で経験したことや、大学院での勉強、特に相当量の本を熟読しましたので、そうしたことが力になっていると思います。

(その4につづく)
学生さんへのメッセージ その2 
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学生さんへのメッセージ その2
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奈良学園キャリア開発センターのサイトに掲載された、小生のインタビュー記事(ミネさん作成)を転載しています。

□今の仕事に就く道程についてお聞かせ下さい。

~現場の課題を発見する~

会社では、まず人事部に配属されました。

希望していない職種である上に、仕事内容に自分が携わる意味を見出せずにいた私に、ある日、先輩が、「そろそろ業務もわかってきただろうから、業務をこう変えるだとか、自分の思い通りに企画してやってみろ」と言って下さったことで、仕事に対する意欲と姿勢が180度変わりました。

自ら計画し、現場に出向いて、どういった問題があるのかを聞き取りして回りました。

以前口論になった先輩のところへ出向き、「あの時は、すみませんでした。いろいろ教えて下さい」と言って訪問しました。

すると、意外にも歓迎して下さって、その先輩とは、そこから逆にすごく仲良くなりました。


~課題解決力を身に付ける~

その後、営業に配属になりました。

今度も、希望していない異動であった上に、仕事も雑務に思えました。

そこで、それらをどうすれば、どれだけ緩和できるか、という発想で仕事をしました。

つまり現状の問題を解決し、機能的に、効率化する、ということを進めて行きました。

このときの経験が、営業とは如何に仕事をせずに仕事が入る状態を創るか、というある意味、今の発想につながっているのかもしれません。

しかし、当時はかなり大変で、自分でもよくやったと思います(笑)。


~社長が経営判断をする時、外部の人間に話を聞く~

営業2年目には最優秀賞を取り、副賞として海外にも行かせて頂きました。

量販店様向けの営業でしたので、必要な時に在庫がなかったり、店舗に納めることができなければ機会損失につながります。

量販店様ごとに異なる特性がありますから、それらを踏まえて、如何に受注を伸ばすかという観点から業務改善を徹底して行ったことで、みるみるうちに効率が上がり、数字も上がっていったのです。

そうした中で、コンサルティングという仕事に興味を持ち始めて行きました。

その一つの契機となったのが、会社で新規事業を含めてさまざまな経営判断を伴う事業展開を進めて行う際、社長が必ず外部の人間の話を聞いていることに気づいた時でした。

外部の人間に聞くというマーケットの存在に気づき、意識し始めるきっかけになりました。


~自分の意志で、勉強したいという想いが込み上げてくる~

やがて、自分の仕事の軸が欲しいと考えるようになり、もっと勉強したいと思うようになりました。

恐らく、人生で初めて自分の意志で勉強したいと思った瞬間だったと思います(笑)。

営業でも業績を上げることができていましたので、自分の中で「やれる」という思いがありました。

大学院に行きたい、しっかり勉強したい、そうすればビジネスできるという妙な自信がありました。

それが結果的に、コンサルタントという道につながって行くことになりました。

(その3につづく)
学生さんへのメッセージ
学生さん向けに、仕事をするとはどんなことなのかを語って欲しいと依頼される。

思いつくままにしゃべった内容を、ミネさんが見事にまとめあげられた。

その文章を転載する了解を得たので、何日かに分けてブログに掲載する。

自分で書くべきブログをミネさんの文章でまかない、さらに小分けにして記事数を増やすという、明らかな手抜きであるがご容赦いただきたい。

文章はすでに下記サイトに掲載されている。
→奈良学園キャリア開発センター

その中のどこかに私の記事があるが、宝探しゲームのように到達するのは難しいので、ゲーム好きな方はチャレンジいただきたい。

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学生さんへのメッセージ その1
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□学生時代のエピソードについてお聞かせ下さい。

~仕事とほとんど同じ 映画制作という部活動~

大学生の時に映画制作の部活動をしていた経験が、今の仕事に、非常に役立っていると思います。

部費を集めないと映画が作れませんので、チラシを配ったり、ポスターを張ったり、徹底的な新入部員勧誘大作戦を展開しました。

それが功を奏して、部員が集まり、組織を大きくすることができました。

「これで念願の映画制作ができる・・・」。

しかし、こうして誕生した組織とお金で、いざ映画を作るとなると、今度は、「誰の企画で何を撮るか」「どうやって企画を募るか」「企画を決めた後、どうやって撮るメンバを決めるか」、映画の制作は、文化祭に間に合わせなければなりませんし、上級生だけで決めるのではなく、下級生の言い分に配慮する必要があります。

振り返ると、これらは、ほとんど今の仕事と本質的には同じことをしていました。

つまり、組織の中で一つの目標に向かって一人ひとりが、自分の役割を果たしていく活動、これは、非常に有意義な経験でした。

(つづく)
凄いリーダー
プロフェッショナル集団をまとめあげる見事なリーダーに出会った。

高橋俊介氏も言っているが、プロ集団のリーダーはプロの実践者として実績がないと人はついてこない。

デザイナー集団ならトップデザイナー、コンサルタント集団ならトップコンサルタントでなければリーダーは務まらない。

彼はその仕事について誰よりも理解していて、誰よりもビジョンを持ち、お客さんはこう考えるということを常に意識している。

この場合はこうしようというアイデアも豊富だ。

細部に気を配り、納得するまで何度も何度も訓練を重ねる。

これで行こう、これはだめだとはっきり判断するが、メンバーを傷つけないように言葉に気を遣っている。

君がそう言うのならそうしてみよう、ありがとう、と。

本番前には、僕らはファミリーで怖れることは何もない、お客さんを驚かせてやろうとチームを鼓舞する。

そして、彼自身が誰よりも優れたパフォーマーである。

彼は今年、50歳の若さでこの世を去った。

存命中は本業以外で物議をかもし、批判もされたが、仕事のクオリティはまさに王様だ。

映画"This Is It"はマイケル・ジャクソンがいかに希有なアーチストであったかを存分に表現している。

何度でも見たい音楽と映像だ。

不良の集会
中学校の修学旅行のメインイベントは本州=内地に足を踏み入れることだった。

北海道の中学生にとって、青森は東京にも京都にも陸続きになっている文化の玄関口である。

昭和の当時、津軽海峡を渡る手段はもちろん青函連絡船。

4時間あまりの船の上の出来事が修学旅行の記憶の大半だ。

船には、いくつかの中学校が乗り入れる。

いろいろなところで他校の生徒とすれ違う。

そのときに火花が散る。

他校の女生徒がかわいいとか、とんでもない格好の不良がいるとかの情報が瞬時に飛び交い、海の向こうの陸地よりも、他校になめられずに威厳を保つことが最大の関心事になる。

ドキドキしながらも若干肩を怒らせて堂々と歩く。

運悪く階段なんかで鉢合わせになったら睨み合いになり、適当な時間が経ったらお互い「許したろか」とばかりその場を離れる。

なんとも微笑ましい光景だ。

相手に睨まれたらこちらから引っ込むわけにはいかない。

中学生には守るべき威信も財産も何もないのだが、そういう守るべきものがあるかのごとく振る舞い、周りの級友の目もあって引き下がるわけにはいかないのだ。

引き下がれなくなるうちに、何かを守っているような気がして来て、守らなければならない何かを心の中に自分で勝手に作り上げる。

心の中で応援団の校旗が振られ、安っぽいトロフィーが、突然絶対に掴まなくてはいけないものになる。

そういう「何か」は、大人なって振り返ると結構大事なものであることが分かる。

守らなければならいものは与えられるのではなく、結局は自分で作り上げていくものなのだ。

それが生きる原動力になるのだと思う。

始めて行った矢沢永吉のコンサートは、そんな中学生がそのまま年を取って中年になったような人の集まりだった。

昨夜の大阪城ホールの雰囲気は、30年前の青函連絡船のデッキの上と同じだった。

いかに永ちゃんと長いつきあいかを誇示するかのようなYAZAWAタオルを肩にかけている人、正装たる白いスーツとパナマ帽をかぶっている人。

一言で言えば不良である。

みんな背筋を伸ばし、心なしか肩を怒らせ、なめられないように目つきを厳しくする。

中にはいかにも怖い仕事に就いているだろうと推測される人もいる。

みんな大人になったので整然と入場しているが、あちこちで見えない火花がパチパチ飛んでいる。

普段はあまり合うことのない人たちだ。

自分だけの「守るべきもの」を持っている人たちだ。

さて、そんなやんちゃな集団を治める人気のリーダーが永ちゃんだ。

学校が違っても、あいつは格好良いし良いやつだよ、とみんなが友達になりたがる。

彼に「お前は格好良いよ、そのままで良いんだよ」と言われたらつらい人生も頑張れる。

彼の歌はいろんな境遇の人の人生を支えてきたのだろう。

還暦のロックンローラーと老けた中学生たちから、エネルギーのかけらをもらってきた。

少しばかり世間のステレオタイプに倣って生きていることに気がついた。

60歳のとき、どこまで不良になれているだろうか。

チョイ悪とかのレベルではなく。
1Q84
時代に遅れながら、村上春樹の『1Q84』を読み進める。

完全にハマった。

長編小説を読むのは何年ぶりだろう。

いつも読むのは仕事関係の本で、これは超特急斜め読みが常である。

表面をさらっと目に焼き付けて、引っかかったところに付箋を貼るという作業だ。

自慢じゃないが、そのような技能はかなり高いレベルにあると思っている。

小説はこういう訳にはいかない。

登場人物の内面に入り込み、自分の心で育て、自分と照らし合わせながら人生を考える。

ぼんやりと、かつ小刻みに変化する心の動きをこのような言葉で表すのか、という驚きがある。

ルーペで見るとランダムなYMCKの色が、全体としては意味を持つ画像になるように、言葉の組み合わせで「言葉にならない」ものを描き出す。

このようなプロの仕事に圧倒される。

深い人間の内面に切り込むような言語活動がビジネスでできるだろうか。

もちろん、そうしたいと思っている。

その願望をどの程度実現できるだろうか。

ハードルの高いテーマである。
本格長文小説
新オフィスに移って初めての自転車通勤。

駐輪場がないので、オフィスに運び込むので、折りたたみ自転車を新調。

荷物用エレベーターを使うと白い目で見られなくて快適。

非常に快適な通勤である。

走っている途中に懸念事項が一つ。

オフィスに着替えを置いてあるのだが、引っ越しの際にクリーニングに出した。

それを引き取っていたかどうか。

会社に着いてすぐ確認すると、案の定、着替えがない。

これは困った。

こういうときに限って、本格的なサイクルウェアである。

上から下までピチピチ。

さて、クリーニングの引換証はどこにいったか。

妻に電話すると、家にあると言う。

自分の段取りの悪さに腹を立てながら、会社まで引換証をFAXしてもらう。

通勤の人目を気にしながら近くのクリーニング屋へ。

確か1週間以内には引き取ってくださいね、と言われていた。

引き取らずにタンス代わりにするなということだろうと、言い訳を考えながら歩く。

クリーニング屋に到着して愕然とする。

あるべき場所にクリーニング屋がない。

看板も張り紙も何もない。

頭が真っ白になって、恥ずかしい格好のままオフィスに戻る。

なにがどうなったのか。

この姿で仕事をするのは無理である。

唯一の手がかりであるクリーニング屋の名前をネットで検索すると、平野町店は閉店しました、とある。

大阪の電話番号に電話をして、届けてもらうことに。

かくして、午前中の打ち合わせは前代未聞のサイクルウェア着用のままということになった。

ナカムラさん、大変失礼いたしました。
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