インターナル・マーケティングの覚え書き。毎日のできごとを少し深く考えた、ビジネスのヒントを提供します。
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日本的政治とは
コンビニエンスストアは、米国のシステムを基にしながら、日本で大いに発展した。

セブンイレブンの鈴木さんの功績は大きいが、コンビニの店舗サイズが日本の土地事情にマッチし、結果として高い人口密度に適したシステムに進化したのではないかと推測する。

同じチェーンオペレーションでも、ウォルマートに代表されるGMSの規模では、狭い国土での立地条件が厳しく、理論的な店舗配置ができなかったのだろう。

日本という国土のサイズと人口密度から、米国とは異なる事業システムが発展したのだ。

ビジネス界において、日本で育まれた仕組みでグローバルに競争力を持つものが多くあることは、論をまたないであろう。

翻って政治をみると、残念ながら大混乱である。

小泉改革を掲げて歴史的大勝となった前回衆議院議員選挙から、首相は3人変わり、いずれも評判は最悪で、次の選挙を勝つことだけを考えているように見える。

対する民主党も相手のオウンゴールを待つばかりで、政権を任せられるほどの期待は持ち得ない。

日頃ビジネスでお会いする優秀な方々との現実感と、報道される政治のダメダメさのギャップが著しい。

ビジネス界では優秀な経営者は多くいるはずだ。

でも、彼らが政治をマネジメントできるかどうかは未知数で、直感的にはあんまりうまくいかない。

根拠のない推論だが、日本のような緊密でコンテクスト過剰な人間関係の社会では、国家単位のサイズのマネジメントは構造的に難しいのではないか?

せいぜい何万人という単位の組織が、日本におけるマネジメント可能な上限閾とすれば、官民癒着と揶揄される経済振興方法や、企業主導のスポーツ振興とかも、その限界を克服するための積極的な機能というべきものかもしれない。

オバマさん風のビジョナリーだが隙もありそうなスタイルとは違った日本風の政治を考えたほうがよさそうだ。

マッチョな小泉政権を理想とするのでなく、もっと緩やかで多極的な政治ということではないだろうか。
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社会学入門
社会学に興味を持ち始めた。

手始めに『社会学入門』(見田宗介、岩波新書)を取り寄せ、読み始めた。

日頃マーケティングを語っている上で、これって社会学の話じゃないか、と考えるに至ったのがきっかけ。

お客さんとどのように関係を築き、お客さんに商品やサービスを提供するために、従業員や社外パートナーの方と関係を築く。

商品やサービスは、それらの関係の絆をつくるメディアである。

結果として収益が生まれる。

収益の前に人間同士の関係がある。

金の切れ目が縁の切れ目という言葉があるが、この場合の「金」は取引のことだろう。

商品やサービスの取引がなくなると、人間関係の糊もなくなると理解する。

社会の糊や潤滑油が商品やサービスで、その流れの逆方向にお金が動く。

アメリカを中心に研究が進められたマーケティングは、「戦略」「ロジスティクス」といった戦争用語で語られている。

ライバルとの競争面を強調しているが、それよりも社会とどのようにコミュニケーションするかといったことの方が重要なはずだ。

思考を整理する手がかりを期待して読み進める。

twitterばかりじゃなく本も読まなきゃね。
サーブ
GM系列のサーブの売却先が決まったらしい。

サーブと同じスウェーデンのケーニグセグという会社だ。

1万ドル以上する高級車専門メーカーらしいが、知らなかった。

驚きなのは、従業員が45人という小さいメーカーである事。

銀行がバックに付いていて、とりあえずこの会社が買収したことにしているようにも見えるが、小が大を飲み込んだ形だ。

フォルクスワーゲンの大株主が規模の随分小さいポルシェだったり、企業の親子関係と企業規模は無関係になってきている。

むしろ、金融ビジネスと割り切ってみるなら、人間は少ない方が親になるには良いかもしれない。

大変なのは大人数をとりまとめるマネジメントで、それは報酬的には割が合わなくなってきていると言うことだ。

そのような人間的な労働が軽んじられるのは問題だが、小回りがきいて、ブランド価値があり、収益性が高いことが今の時代のヒーロー像だ。

千代の富士のような企業が、北の湖を寄り切る世の中になったのだ。
戦略
良い戦略案のレポートとはどういうものだろうか。

論理的思考の教科書には、概ね次のように書かれている。

1.まず検討する範囲の枠組みを決める

2.その枠組みの中で、考え得る代替案を挙げる

3.検証のための情報、判断基準、正しいロジックで代替案の中から選ぶ。

というような感じだ。

たいていの場合、戦略案に着手するときは途方に暮れる。

どんな戦略があり得るか?

もちろん、何でも有りだ。

何でもあり状態から、制約条件を入れていって、話のテーマを限定していく。

人によっては限定しすぎだ、広い視野を持てといわれ、あるときには漠然としすぎだ、絞り込めと言われる。

代替案だって考え出せばきりがない。

店舗販売に通信販売、それぞれがさらに何通りものバリエーションがあって、それを自前でやる場合やだれかと協業する場合、などなど。

ああ、どうしたら「正しい」戦略が描けるのか。

もちろん、そんなものはない。

まず、こういうことがやりたい、という最初の一手がないと始まらない。

そういう思いから始めて、そのお題だったらこう考えますよ、という筋道を提示してあげる。

その筋道は、ある程度恣意的である。

そうじゃなきゃ前へ進まない。

どのような情報を得て、どのように考えたかを記述する。

このロジックは自分は違うと思う。

この結論の基礎となる情報は古くて、今はこうなっているからこっちのやり方の方がいいじゃないか。

こういう議論がチームに出だしたらグッドニュースだ。

書き物としての戦略書は、そういう議論を巻き起こし、チーム共通の共同幻想(=ビジョン)をつくる土台なのだ。

そのためには、単なるアイデアの羅列ではダメだ。

それではだめだが、アイデアがなければ戦略にはなり得ない。

ロジックの幹にたわわに実ったアイデアがおいしい戦略だ。



論理的に「正しい」戦略はない。

ただし、論理的であろうとしなければ、戦略とはいえない。


twitter中毒
積極的にtwitter仲間を募っている。

現在、3名に感染させた。

小生自身、中毒といっても良い。

最近はニュースのサイトも記事見出しをどんどん発信している。

BBC, New York Times, Timeなど。

ニュース含めて、情報源がtwitterに一本化されそうな気配。

情報源のポータル化だ。

何がいいんだろう?

その理由の一つが、140字以内という制限にあることは間違いない。

あまりウェットなことは書けないので、情報がシンプルになる。

簡単に書けるので、更新頻度が上がり、常に何かの新しい情報がアップされる動きがある。

ニュースも有名人も、友人も私自身も、ある限られた情報量に揃えられるので、何とも言えない「平等感」がある。

ホリエモン氏も始められて、フォロー数がさすがにすごい。

ああ、ますますブログ更新が滞る。
ハマー
オフィスの近所で、どでかい車をたまに見かける。

駐車場スペースにも入りきらず、ちょっとはみ出た感じで駐めている。

ハマーである。

その存在感は圧倒的だ。

個人的に好きか嫌いかと言えば、とても好きである。

そのハマーが、中国の会社に売却されるようだ。

ThinkPadに続く、ビッグブランドの中国行きだ。

ブランド・マーケティングご専門のすぎばやしさんによると、ブランドは出自の土地と深く結びついたイメージを持つ。

ルイヴィトンならパリ、バリーならスイスといった具合。

ハマーもThinkPadも、私にとってのイメージはアメリカだ。

ThinkPadは、tumiに通じる合理性、シンプルさ、気取りのなさ(ちょっとした野暮ったさ)を備えたビジネスツール。

ハマーは「おおきいことは良いことだ」的なあっけらかんとした楽天性。

キャデラック的成金ヤクザモードではなく、お相撲さんのようなデカイものに対する根源的な憧れ。

こういったものが、アメリカのブランドパワーとして存在しているはずだ。

マーケティング調査をすれば、環境にきわめて悪い車は将来性がないものとされるだろう。

しかしながら、ハマーが持つおおらかな、三年寝太郎的なコンセプトは、ハイブリッドや電気モーター駆動になっても存在できるはずだ。

アメリカ企業の中に、そのような一縷の可能性を見た経営者がいなかったことが残念だ。
ストレングスファインダー
『さあ、才能に目覚めよう』という本の表紙カバーの裏にコードが打ってある。

そのコードを使って、自分の資質=強みをネットで診断することができる。

ストレングスファインダーというメソッドである。

34項目の資質から、自分の上位5つを示してくれる。

ちなみにこれは、神戸大の金井先生主催の「人勢塾」で学んだことである。

この診断を、男前経営塾の定例会で実施。

塾生で最も多かった資質は「着想」。

アイデアマンが多いのか。

続いて「社交性」「ポジティブ」「最上志向」

なかなか前向きで、活発なキャラが多いようだ。

結構似たもの同士だね、ということになったが、そうなると逆にその人にしかない強みに注目が集まる。

自分はいかに人と違うのか、というのがその集団の中での価値なのだ。

自ずと、まだ診断していない人の資質はなんなんだ、という話題になる。

かわかみさんの診断結果を他のメンバーで予測。

一生懸命ひととなりを思い浮かべて、強みはなんだ、意外とこうじゃないか、とか勝手に盛り上がる。

こういう議論の仕方がこのメソッドの活用方法として正しいかどうか分からないが、人をおもんばかる空気は作ることができる。

開票結果を魚にした宴会は大盛り上がりであった。

宴会よければすべてよし、である。
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