インターナル・マーケティングの覚え書き。毎日のできごとを少し深く考えた、ビジネスのヒントを提供します。
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化石労働
18世紀末からはじまった産業革命は、石炭や石油などの、いわゆる化石燃料を用いた動力の革命という言い方ができる。

堀さえすれば出てくる化石燃料を社会にインプットすることで、経済成長を高性能アンプのように増幅させた。

しかしながら、その化石燃料から排出されるCO2が地球環境によろしくないので、いろいろと規制しようというのが昨今の環境問題だ。

ポイントは、化石燃料の価値は、掘り返すコストよりはるかに高いので、財としてとても魅力的ということだ。

対価よりもはるかに価値があるもの、これは経済にとっては打ち出の小槌で、このような眠れる資源をうまく活用したいものである。

ところで、徳島県の「いろどり」という会社が脚光を浴びている。

料理を飾る「つまもの」を扱う会社で、町おこしや高齢者がいきいきと働いている好事例として紹介されている。

「つまもの」はそれほど単価は高くないのだろうが、高齢の働き手の報酬水準とうまく合致しているのだろう。

働き手が望む賃金レベルや働き方をうまくマネジメントできるなら、高齢者や主婦は、まだまだ価値を生む眠れる資源だと思う。

正直、パソコンなんかはすぐできる。

他人と調和的に仕事をする常識的な判断力、生活者としての経験値など、そのポテンシャルはとても高い。

人生経験が蓄積されて、上手に点火されることを待っている。

このような眠れる労働力を「化石労働力」といっては語弊があるか。

うまくその能力を掘り起こすことが、事業にとっても、ひいては社会にとっても大事だと思う。
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プリウスと麻雀
昨日不在の時に、会社にトヨタのセールスの方が来られたらしい。

プリウスのカタログを置いて行かれた。

普通は「セールスお断り」でも、プリウスなら正直興味がある。

飛び込みセールスのようだが、なかなかの販促活動である。

プリウスくらい有名な商品になると、営業の企業に対する初期アプローチも比較的やりやすいだろう。

産業財広告の「事前効果」というやつだ。

企業名やブランド名に聞き覚えがあると、会ってくれる可能性が高くなるのだ。

あんまり難しいことを言わず、ギャグや語呂合わせで商品名を連呼している広告はこれを狙っている。

プリウスはニュースで見かけない日はないくらいだから、事前効果はばっちりだ。

それにしても、この辺りのオフィスビルをローラー作戦でまわっている根性には恐れ入る。

既に11万台予約が入っているのだから、ゆっくりしていても良さそうなものだが、攻めに攻めるという姿勢だ。

負けが混んでいる中で配牌が好転したときは、相手がハコテンになろうが容赦なく徹底的に高い役で上がる。

ビジネスと麻雀は共通するのである。
彦根仏壇
縁あって、滋賀県の彦根仏壇を生きたケーススタディにし、事業戦略を考える研鑽の場にしようとしている。

彦根といえば、ひこにゃん。

ゆるキャラ祭りなど、街を挙げての活動が盛んな注目度の高い地域である。

小生、普段の生活で仏壇を意識することはない。

ましてや、買おうと思ったこともない。

丁寧な仕事で評判を得ていた高付加価値産業が、低価格の外国製品に押されている。

需要に応じてモノをつくり、販売していたが、需要が減ったり競争が激しくなってくると、どのように事業を展開して良いか分からない。

これは日本の多くの企業で一般的に見られている現象で、仏壇業界もその典型的な業界だ。


ここまでは一般論。

さて、この地場産業の将来戦略をどのように検討するか。

これがビジネスパーソンに突きつけられる課題。

ビジネスは、常に課題を解決する特殊解を探すこと。

一般論と特殊解の間には大きな溝が横たわっている。

それをどう越えるかだ。


オーソドックスなアプローチとして、業界や企業固有の事情を見る。

マイナス面だけでなく、売れる理由があり、買う理由があるはずだ。

競争があり、ポジショニングがある。

文献を調べたり、人に聞いたりして状況を解きほぐし、袋小路に入り込んだビジネスの脱出口を見いだす。

誰かが断片的に気づいている新たな方策を概念的に整理し、組織的に展開できるプランに描く。


特殊解を導くためにはアイデアが必要だ。

一般論に現れない問題解決の手がかりを見つけなければならない。

そのために、当たり前に使っている言葉や通念を疑う。

仏壇とはなんなのか。

彦根とはなんなのか。

何を解決しようとしているのか。

「伝統」とはいつ形成され、何が変えられて、何が変えられないのか。

世の中のどんな現象がチャンスなのか。

などなど。

言葉や通念に疑いを持つためには、さまざまな知識の引き出しが必要だ。

例えば、アパレルと何が類似していて、何が違うのか。

このような議論を重ねることで、仏壇という閉ざされたイメージを持つビジネスの、新たな概念化ができるだろう。


このようなことを検討し、彦根仏壇をビジネスパーソンの技量向上の素材としたいのだが、コンサルティングに携わる諸兄諸姉にも有効だと思う。

コンサルティングとは、クライアントが普段語らない情報や知識をもとに、事業を検討する新しい座標を提供すること。

さらに、その座標軸を道しるべとして、クライアントと共に新たな仮説を生み出す学習プロセスを共有すること。

このような企画の仕込みをシコシコとやっております。
シャキール・オニール
先週罹ったtwitterに相変わらずはまっている。

流行感冒のような一過性のものか、慢性的なものか、自分の中でも様子見中。

そんなtwitterならではのお遊びを使っているシャキール・オニール氏。

米国プロバスケットボールのスーパースターである。

「今オーランド空港なんだけど、今から最初に僕にタッチした人にほうびをあげるよ」

なんて書き込みが(すぎたの勝手翻訳)

「おお、記録更新だ。5秒後にタッチされたよ。twitterってすごいね」

ということで、たまたま隣に居合わせてtwitterをチェックしていた女性とツーショット写真。

気軽感というか、ライブ感というか、速報感というか。

間違いなく親近感が生まれる。

自覚のないままに「追っかけ」になる。

それはなんだかおっかないけど、面白いぞ、これ。
Z会
勝手広告なるものの存在は知っていたのだが、くぼさんとのミーティングで話題になって大爆笑。

勝手につくった広告のセンスが評価されて、実際の仕事にもつながっているらしい。

Z会シリーズが秀逸。

http://www.youtube.com/watch?v=pNVMm-hIRhI
http://www.youtube.com/watch?v=_X6ywvOGs0s

面白い画像は心に残る。

1分くらいがちょうど良くて、2分になると長すぎる。

入念に作り込まれた渾身の画像より、手作り感のある軽い画像がたくさんある方が現代の情報処理文化に合っている。

くぼさんがご自身で作られた画像もすごい。

http://www.youtube.com/watch?v=ddH2lCtcrPY

3万回以上再生されている。

間違いなく、表現技術の障壁は下がっている。

専門じゃないのでできない、という言い訳は通用しない。

やったら面白いだろうなあと、実際にやるのは大違い。

技術の壁が低くなった分、人間の行動力の差が顕著になる。

楽しくも恐ろしい世の中だ。
できる人を装うテク
断り切れないほどの仕事を抱えて忙しい、できる人を装うテクニックを思いついた。

メールが来たら間髪入れずに返信して、マナーにとらわれない奔放な文章で、かつ適度に誤字を混ぜることである。

丁重な挨拶文や語尾の言い回しに気をつかっている暇はない。

ビジネスに必要な最低限のメッセージは伝える。

かと言って、気合いが入っていないわけではないことを示すために、熱意を伝えるフレーズにわざと「てにをは」を間違えたりしてみるのだ。

重要な部分にエネルギーを集中し、熱い思いがあり、余計なことには力を使わないというイメージが形成できる。

いわば、人間版「無印良品」だ。

もしあなたが多少できる人という評判が立っているとしたら、このテクは個人のブランド強化につながるはずだ。

形式にとらわれない文面を送ることで、相手にへりくだっている感のない、若干の「上から目線」も確保することができる。

さらに、都合の良い文面にだけ反応し、触れたくない部分を無視するという芸当も可能だ。

忙しくて見落とした、ということにすれば角が立たない。

この方法、「間髪入れず」というのが大事だ。

じっくり吟味した形跡があれば、誤字脱字は単なるアホになってしまう。

さらに、若手の諸君にはお勧めできない。

ただの世間知らずだ。

「この方法でこんなに業績が上がりました」という事例が出たら、是非ご連絡ください。
新型インフルエンザ
マスクをすることがどれだけの予防効果と感染拡大防止に効果があるのか、論理的に把握しているわけではない。

しかしながら、本日は善良なビジネスパーソンであることを示すために、朝から晩までマスク着用。

この問題に関しては、小生の行動基準は「世間の流れに合わせる」こと。

確固たるポリシーがないときの知恵である。

"Big Issue"という雑誌を路上で売っている人もマスクをしているので、今日に限れば「身だしなみ」の一つである。

だからといって、マスクをしていない人を避けるような原理主義者にはならないようにしたい。

マスクをして気づいたこと。

これは暑い。

夏にマスクをするということはあまりない。

顔半分を覆うとかなり暑い。

メッシュ製じゃ意味ないしね。
twitter
ジロ・デ・イタリアのシーズンが始まっている。

今年からCS放送も予約録画できるようになったので、飲み会があっても安心だ。

鉄人のランス・アームストロングが復帰したり、その所属チームにスポンサー問題があったりと、話題にはこと欠かない。

話題だけでなく、レース自体も白熱。

それにしても、連日200km前後を走る選手は超人だ。

レース結果は専門サイトをチェックするのだが、今年は新たな情報源を見つけた。

twitterである。

ブログより簡単でSNSより緩いつながりの、「つぶやき」を交換するコミュニティである。

つぶやきなんかが面白いのか、という声が聞こえるが、それが面白い。

ランスいわく、70マイル(110kmくらい)出るなんて狂ってるよね、とか。

70マイルを2ミリのナイロンの上で(タイヤのこと)、数インチしか離れていない190人の集団で走ってるんだ、どうかミスしないように、とか(by ライプハイマー)

野村監督ばりのぼやきが直接聞けるのは面白い!

つぶやきくらいなら英語でも何とか分かる。

逆に他の言語だと分からないので、英語が急に身近になる。

イタリアの選手もドイツの選手も英語でつぶやいてくれ~。

というわけで、小生も先進的な皆さんに周回遅れでtwitterに参加することにした。

グローバルなつぶやきということで、英語でトライ。

便利な翻訳サイトもあるし。

お知り合いの方で、twitterやってる方、こっそりご連絡ください。
つながってどんどん伸びろ
弊社で行ったMBACafeのミーティングで、みずのさんが絵に目を留めてくださった。

これまで何人もの方を惹きつけている絵だ。

会社設立時にイラストレーターの鈴木里江さんに描いていただいたもの。

このブログのタイトルにも使わせていただいている。

この絵がもっと下まで伸びている。

絵の一番上には、メッセージが記されている。

TSUNAGATTEDONDONNOBIROZETACONSULTING

今や、オフィスのアイデンティティに欠かすことのできない存在だ。

その鈴木里江さんのホームページが立ち上がった。

「GALLERY HOUSE MAYA装画コンペ」でグランプリを受賞されるなど、ご活躍めざましい。

ホームページの中の「GALLERY」では、絵の購入もできる。

是非一度ご覧いただきたい。
新梅田食堂街
よしかわさんのオフィスを訪ねる。

受付などのサービスが付いている、外資が経営する貸しオフィスである。

大阪駅北ヤードの開発を見下ろせる、すばらしい眺めだ。

電車も行ったり来たりで、鉄っちゃんにもたまらないだろう。

エグゼクティブというカタカナがふさわしいロケーションだ。

エレベーターで1階に下りると繁華街のど真ん中。

アクセスの利便性は抜群である。

新梅田食堂街という昭和のテーマパークのようなところで食事をする。

昭和は日本人の原点なのか、それとも中途半端に作られた過渡的な文化なのか。

立ち飲み屋の「北京」にギネスの泡立て機があった。

超音波で細かい泡を立てる装置である。

古さとモダンと科学が混在したコスモポリタンなバーである。

いつもながら、大変流行っておられた。
ワコールエッセンスチェック
母の日ということで、子供から小銭を徴収して、子供の母親向けのプレゼントを仕込む。

ワコール社のエッセンスチェックという商品券。

勇気を出して百貨店の婦人下着売り場に行き、注文する。

身なりがラフだったこともあって、おじさんが売場の空気を壊していることが分かる。

包装を待つ間、居場所なく涙目状態。

滞りなく商品券を受け取るが、もう少し男性に対して優しくしてくれても良い気もする。

われながら、このプレゼントは洒落ていると思う。

ワコール製品、一般主婦層にとっては高額商品で、消費の優先順位が後回しになりがちだ。

こういうものが身内のプレゼントにはふさわしい。

さすがに自分で商品は選べないので、用途限定の商品券というソリューションになる。

用途を限定した目的税のようなものか?

母の日ぐらい、男性が入りやすくしてくれると嬉しいのですが。
クロスウォーカー
ワコール社の友人からクロスウォーカーを送っていただく。

言わずと知れた、履いて歩くだけでお腹がへこむ画期的な商品である。

昨年の日経ヒット商品番付でも前頭に挙げられている。

あらゆる会社が新製品開発に四苦八苦している中で、機能面で差別化したスマッシュヒットは珍しい。

メーカーのまさに王道である。

たゆまぬ人体研究のたまものであり、尊敬の念を禁じ得ない。

このクロスウォーカー、百貨店の高級版と、量販店の廉価版があることをこの前知った。

値段は随分違うので機能も多分違うのだと思うが、ちょっとユーザー的には分かりにくい。

履くと歩幅が広くなり、運動量が増え、結果お腹が引き締まるという仕掛けだ。

より疲れやすくなるということと理解したが、違う?

ワコール諸兄によると、「前あきタイプ」が使いやすいようだ。

週5日、6000歩ずつ歩くと効果がある。

花王のヘルシア緑茶に似た感じ。

飲み物よりは、朝履いてしまえば意識せずとも効果が期待できるのでよい。

ちなみに、広告を見る限り、サントリーの黒烏龍茶は「美食の友」というコンセプトだ。

ヘルシアはストイック系、黒烏龍茶はキリギリス系か。

クロスウォーカーはどちらにもいけるのが良い。

本日、クロスウォーカー着用でカロリーたっぷりのラーメンを食してしまった。

明日はややストイック系にしたいと思う。
ライオン
家族や親戚と訪れた動物園で、ライオンをまじまじと見た。

寝てばかりの記憶しかなく、雄のライオンをじっくり見るのは新鮮だった。

彼が百獣の王と称せられるのも納得であった。

戦うと本当に強いのかどうか、狩りがうまいのかどうかと言う、K-1的観点はよく分からない。

納得の理由はそのルックスである。

見事なまでの男前だ。

象やキリンの性格俳優や、無骨なトラと比較して、その男前振りは突出している。

ロッカー風のたてがみ、端正な鼻筋、涼しげな目元、その姿に雌は追っかけとなり、他の雄は嫉妬を抱くであろう。

それだけでリーダーの称号を得るには十分である。

人間界でも、そのようなアドバンテージを持っている人がいる。

しかしながら、中味がないと失望感が大きい。

司馬遼太郎の描く乃木大将とは、きっとそのような人だったのだろう。
ハウステンボス
人並みにお休みをいただき、長崎ハウステンボスに行く。

単なる入口ではなく、入国である。

オランダの街がコンパクトにパッケージされている。

コンパクトとは言え、娯楽施設としては相当に広い。

よくもこのような企画構想が実現したものだ。

アトラクションがメインと言うより、街並みを楽しむ大人の娯楽。

子供が小さいファミリーや熟年家族が多い。

韓国の言葉もかなり聞こえてくる。

街であるなら、一層のことクローズな娯楽施設ではなくて、自由にアクセスできる本当の街とすれば良かったのにとも思う。

でも、イメージの統一や設備管理のコスト負担など、難しいことが多そうだ。

ブランド管理のためには、コントロールできる状態にしておかなければいけない。

これが京都のような本物の街とは違うところ。

あくまでオランダの模倣であれば、いつまでたっても偽物だ。

いかにもモーターで回っている風車も痛い。

庭園か料理などで、オリジナルなポイントがもう一押し欲しいところだ。
同期会
ブログ経由で、20代を過ごした会社の同期から突然メールをもらう。

心底たまげた。

何年ぶりかということもあったが、その日の夜、10年ぶりとも言える同期会を京都で予定していたからだ。

メールの差出人は小生同様会社を中退した組で、東京在住なのでこの会のことは知らないはずだ。

なんというシンクロネシティー。

その話を含め、同期会は大いに盛り上がった。

この同期という繋がりは、会社によって絆の強さが違うようだが、この会社は強烈だ。

10年ぶりに顔を合わせても、すぐに新入社員の頃のテンションに戻る。

会話の内容は健康、老眼、子供の教育、事業、部下の話だったりするが、気分
は全く20代のままだ。

『これが答えだ!-部下の潜在力を引き出す12の質問』という仰々しいタイトルの本がある。

高業績が期待できる組織かどうかは、12の質問をすれば分かるという内容だが、その質問の一つに、「社内に親友がいる」というのがある。

この会社はまさにそれだ。

次回は、今回声を掛けられなかったメンバーも招集しよう。
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