インターナル・マーケティングの覚え書き。毎日のできごとを少し深く考えた、ビジネスのヒントを提供します。
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DM
家具屋さんからDM冊子が届いた。

最初に紹介されていたライフスタイルにビビッときた。

ビビの勢いでお店へ行く。

説明員の方にフロアを案内いただく。

数多くの商品のどれを紹介するか、説明員の仕事はなかなか難しい。

会話の端々から、気まぐれで優柔不断な客のはっきりしないウォンツを受け止める。

紹介された商品が??だと、首をもたげた購買欲が萎えてしまう。

幸いにも、イメージを汲み取っていただき、AIDMAの流れが加速する。

それにしても、何にも買う気がなかった心が、1冊のDMで豹変する。

まさにタイミングである。

その気まぐれに開く心のチューリップに、タイムリーに情報が流し込めるかどうか。

日頃捨てているDMも、その時だけは貴重な情報源になる。

このような可能性を信じて企業はDMを送ったり、ちらしを入れたり、電話を掛けたりする。

好むと好まざるに関わらず、賑やかで鬱陶しい情報の洪水が市場社会の常態である。
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自律
研究会でビジネスパーソンの「自律」について考える。

自律した人材を求める会社は多い。

でも本当に自律すると会社を辞めてしまうことも考えられる。

働く側にとっては、会社を辞めてもやっていけるということが自律だから、心のどこかにその可能性を持つことになる。

その可能性を考える自由度が自律だ。

社員の定着という観点からは、「自律」は経営者に取って諸刃の剣である。

だからといって、辞めない程度に中途半端に自律して欲しいとは言えない。

口には出さないがそのようなメッセージを発している経営者は少なくない。

子供の自律を願いながら子離れできない親に似ている。

そういうメッセージに社員は敏感で、自由な発想が制限される。

そんな会社はつまらないので、辞められるほどの実力のある人にとって良い会社であり続けるという経営姿勢が大事だ。

うちに入ればどこでも通用するよ、でもみんな辞めたがらないよ、が理想である。

といいながらも、やっぱり辞める人も出てくるので、常に社員は新陳代謝することになる。

社員が外の会社にアンテナを張り、キャリアの可能性を探る。

会社も新たな人材の流入を怠らない。

ウチとソトがなんだか曖昧になる。

こういう、外に開かれた会社がすばらしいと思う。
仏壇
仏壇について研究する。

研究領域は供養などのメモリアル関連に広がる。

身近な人を供養するという心は、現代人にもあるようだ。

利便性が良い墓地はすぐに売れる。

墓地は開発立地に制限があり、便の良いところは需要が旺盛だ。

住む場所が移り変わる都市型現代人は、先祖のお墓をどう管理するかという問題を抱えている。

一家が代々同じお墓に入るという風習は昭和に入ってからのものらしい。

だから墓を守らなくては、という呪縛を感じる必要はない、という専門家もいる。

形を変えながら、代々伝わる心性を僕らは確実に受け継いでいる。

仏壇の機能には、身近な人の供養と共に、お釈迦様に祈る、という宗教的側面もある。

これは小生なんかには実感がないが、家の中に癒しグッズを置く、といった感覚に近いものかも知れない。

仏像を見ると癒される方は少なからずいる。

雑誌や写真集でも仏像は堅実なスターである。

ネットを彷徨っていると、仏像ガールと称する女性のブログに到達した。

仏像を心から愛していることがよく分かる。

紹介されていた本を2冊注文した。
アムステル・ゴールド
アムステル・ゴールドで、アラシロ選手が初出場にも関わらず逃げを決めた。

と書いてもほとんどの方はなんのこっちゃわからないと思う。

アムステル・ゴールドとは、オランダで行われた自転車ロードレース。

新城(アラシロ)選手は、彼はヨーロッパのロードレースのチームに所属する数少ない日本人選手。

当レースでは日本人で唯一の出場選手で、かつ初出場である。

自転車レースは風邪を除けるために集団で走行するのが基本だが、集団を飛び出して「逃げ」を決める選手がいる。

大抵は途中で力尽きるのだが、信じられないほど高速で走っている集団から抜け出すこと自体、実力の証明になる。

彼は200kmほどの距離を逃げ続けた6名の1人であり、TV画面(スカパー!)に何度も大写しになった。

正直、しびれた。

残念ながら、これがどれだけの快挙なのか、表現するだけの文章力がない。

マラソンなら、前半飛び出して後半失速するのはあまり褒められない。

ところが、自転車ロードレースなら、それは男の中の男として賞賛される。

集団走行の中で守られて、最後の最後で飛び出して優勝する選手よりも、ある意味格好良いことなのだ。

これからのグランツールシーズンに向け、新城選手にはますます注目である。
IFRS
IFRSのミーティングに呼んでいただいた。

ビジネスパーソンの諸兄、諸姉、なんのことかおわかりだろうか。

数年後に日本でも導入されようかという国際会計基準である。

アイファースと読む。

投資家が世界中の企業を一律の基準で評価できるようにしようという話だ。

売上基準が変わったり、償却基準が変わったりと、決算担当者および実務現場はかなり大変そうだ。

損益計算書、貸借対照表という言葉もなくなるらしい。

投資家のために現場が大混乱するという、あまりうれしくない話だが、どうもそれだけではないようだ。

大きな流れとして、PLではなくBSをより重視する考え方がある。

これからの事業展開のためにどのような資産(=資源)形成をしていて、その資源をどう経営者が評価しているかが明らかになる仕組みのようだ。

短期的なキャッシュフローだけでなく、長期的な資源形成を重視するようになるのであれば、歓迎すべき方向だとは思う。

だだし、どのような区分、基準で決算数値を公開するかで、経営姿勢が分かるようになる。

上場企業の経営者は、ますますボンヤリしていられなくなる。

これを機に上場廃止を選択する企業も出るかも知れない。

会計の専門家でなくとも、注目すべきテーマである。

ホテルのロビー
人と待ち合わせるなら、ホテルのロビーである。

人を待っている佇まいが、なぜかみんな格好良く見える。

大事な用件を抱えて、大事な人に会うような雰囲気が漂う。

できれば椅子に座っているより、立っている方がよい。

後から来た人の歩くテンポを利用して、次のアクションに移るリズムが生まれるからである。

だから、あまり丁寧にペコペコお辞儀をして立ち止まらない方が良い。

そのためには次のアクションを想定しておいた方がよい。

てきぱき振る舞うと、できる人に見える。

ということを考えながら、にしたにさんと待ち合わせて、いろいろ楽しい会話ができました。

ありがとうございました。
豊かさの条件
和歌山でおいしい魚をいただく。

地元北海道以外で、はじめて旨いと思ったイカに出会った。

なんでもデジタルになって瞬時に空間を超える時代だが、食べ物はそうはならない。

安くておいしいものが地元にはある。

日曜日は、子供が奈良から新鮮な野菜を持って帰ってくれた。

1年かけて農場体験をするプログラムに参加しているのだ。

だいこんやエンドウ豆をつくるらしい。

おみやげにもらった野菜は、明らかに味が違う。

さらに今年から、小学校の校庭に水田をつくるらしい。

先生方も大変だろうが、なかなか興味深い企画だ。

手間がかかるもの、わざわざ出向いてそこでしか手に入らないものが価値になる。

普段、スーパーやコンビニに支えられている日常があるからこそ味わえる豊かさである。
ベテラン
ベテランの営業部長が、予算割れの大ピンチに起死回生の大きな商談を取ってきて、一安心となる。

部長さまさまと、賞賛の声があちこちから聞かれる。

定年間際になっても技術の勉強を怠らず、豊富な人脈を基にした仕事ぶりはみんなの模範である。

もちろん、社内外からの人気は高く、彼がいるから取引していると公言するお客さんもいる。

問題は後継者が育っていないことだ。

スーパーエースがいつも危機を救ってくれるので、経営陣が構造的な問題を解決しようとしない。

気がつけば、あちこちの部門で高齢化が進み、後何年かで人材不足に陥るのが明らかだ。

目の前のホームランが、戦略的な意思決定を先送りにしている。

自分の会社のことか?とドキッとする方もいらっしゃるかも知れない。

いえいえ、阪神タイガースのことです。
オフィスデポ
近所のオフィスデポが店を閉めた。

今のオフィスに引っ越してきたときは、たいそうお世話になった。

少し前に、ライバル文房具店が拡張した。

そのライバル店の品揃えに完全に負けていたので、残念ながら予想できた結果だった。

ややマニアックな商品をピンポイントで欲しくて、オフィスデポに行ったがなかった。

ライバル店に行くと、完璧にラインナップが揃っていた。

この体験で品揃え力が心に刷り込まれる。

売れ筋ではないものが、店の価値観を上げる。

際限なく品揃えをすることはできない。

しかしながら、明らかなライバルがいるときは、それを凌ぐ努力が必要だ。

オフィスデポは、その対応の柔軟性がなかった。

アメリカの巨人に、ローカル店が勝つ方法はこういうことだと思う。
ドバイ
撮り貯めていたビデオの整理。

昨年の夏までの映像と今年の映像との落差が激しい。

例えばドバイ。

不動産屋の強気のコメントと、バブルがはじけてからの落胆振り。

社員の奥さんまで現地に動員してホーム・スシ・パーティーを開いて受注した仕事が途中で頓挫した日本のゼネコン。

ロシアの財閥の大見得と、給与カットを表明する幹部会議。

勝ち誇った勝利者の笑顔と、途方に暮れた諦め感の落差が激しい。

かくまで環境予測というのは困難だ。

不可能と言っても良い。

どの波に乗って、何を変化の兆しと見るか。

何にリソースを突っ込み、どこで引くか。

ロジカルシンキングだけでは結論がでない。

何をしたいのか、どのようなゴールを目指しているのか、どのような生活を望んでいるのか。

そういう人生観から判断を重ねていくしかない。

慎重すぎれば好況時のリーダーとしては失格である。

慎重であっても時代の波に飲み込まれることがある。

そのような人知を超えた力に対する畏れを持ちながら生きなければいけない。

古来からの諸先輩がそうしてきたように。
坂本圭一の成功力
坂本氏が上梓された『坂本圭一氏の成功力』を送っていただいた。

本当のことが書いてある。

ビジネスパーソンとして一人前に育てたい部下に読ませると良いだろう。

本当過ぎて、体調の悪いときに読むと落ち込むかも知れない。

自分の子供に手厳しく道を示す骨太の父親の風である。

ターミネーターのリンダ・ハミルトンも息子にこのようなことを言ったかも知れない。

コンサルタントとしては、こういう人と伍していくためにはどうしたらよいかを考えることで、大いなる訓練になる。

でかい人に接する意義は、自分のポジショニングを考えるきっかけになるということだ。

この本を縁あって手にして、何らかの刺激を受けた人に、100倍楽しむ方法をお伝えする。

坂本氏ご本人に会うことだ。

ばっさり斬られる?

全く違う。

普通のおっちゃんである。

どちらかというとお茶目と言って良い。

本物は「普通の人」なのだ。

幻想が作り出した戯画的なヒーロー像ではなく、本物像を持つことは需要だ。

人間は空を飛べないし、手から光線も出ない。

市場は普通の人同士の競争であって、差が出るのは小さな行動と工夫の積み重ねだ。

氏が語る「閾値」は、決して高くはない。

届きそうなんだけど、見ているだけでは届かない。

そういうことをお伝えになっていると、鳩派として解説する。
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