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インターナル・マーケティングの覚え書き。毎日のできごとを少し深く考えた、ビジネスのヒントを提供します。
国を挙げての民営化
今回の中国出張で訪れた事業所の社員さん達は、きわめて優秀であるとの印象を持った。

突然窓を開けて痰を吐くタクシードライバーや、新幹線の中で携帯電話から大きな音で音楽を聞いているビジネスマン(なぜイヤホンで聴かない?)とは明らかに違う。

選ばれて入社したという誇りと、向上したいというマインドがあり、社内の雰囲気は相当レベルが高い。

30歳そこそこの彼ら、彼女らは、その上の世代とは全く違うカルチャーをまとっている。

国全体が民営化したのである。

日本の民営化は、安定した豊かな生活から、不安定な競争社会への不安を生み出している。

中国の民営化は、豊かな生活への希望に満ちている。

だから、能力を伸ばしてくれる会社をどん欲に探し、給料の良い会社を常にウォッチしている。

当たり前のことが、日本よりも顕在化しているだけだ。

「中国特殊論」は巷にたくさんあるが、希望するものへのアプローチがより純粋なだけだ。

現に、彼ら彼女らは、給料だけでなく、チームワークやコミュニケーションだって、当然のように重んじている。

個人を伸ばし、チームとしての力を結集するマネジメントが望まれるのは、古今東西同じである。

日本人が大人しいのは、少し未来を諦めすぎているからかも知れない。
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掃除
机の上の整頓は苦手である。

掃除も、できるならやりたくない。

小学校でも中学校でも掃除はさぼりがちであった。

それでも、たまには思いついたように掃除を始める。

やり始めたら結構凝り性なので、隅々まできれいにする。

それはきわめて「まれ」なので、通常は散らかったままだ。


中国は、その「まれ」な瞬間が欠如している。

汚いところは徹底的に汚いままだ。

誰かがこれではいかん、と片付け出す瞬間が過去から未来にかけて永遠に訪れないと確信できるような場がある。

でも、それが過去から綿々と受け継がれた文化とも思えない。

社会で共同生活をしていれば、不快な状況を放置しておくのは不合理なはずである。

町内会のうるさ方が、自分で片付けなくとも、役所に文句を言うのが世の習いである。

そうでないとすれば、文句を言わない、荒れた環境に適応してしまう受動的な態度が身についているということになる。

しかるに、この状況は共産主義の影響であるとの仮説に至った。