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インターナル・マーケティングの覚え書き。毎日のできごとを少し深く考えた、ビジネスのヒントを提供します。
『幕末・維新』
あけましておめでとうございます。

本年も当ブログお立ち寄りいただければ光栄です。


正月読書用として『幕末・維新』(井上勝生/岩波新書)を読む。酔っぱらっているのでなかなか先に進まない。

ペリーやハリスとの条約締結交渉や、ロシアとの交渉などの、幕府の対応を紐解いていく。頑迷な幕府という通説とは異なった、賢明で現実的な交渉だった、という論点。

勧善懲悪の娯楽作品ではなく、その時自分だったらどのような判断をしたかというケーススタディとして幕末を考えると、また新しいものの見方ができる。

当時は列強各国がどんどん日本にやってきた。日本も北海道・樺太・千島列島といった蝦夷地を「開拓」し、アイヌ民族の生活に侵入していた。「和人化」計画である。

当時のロシアとの交渉の焦点は、アイヌ生活圏の領土争いである。

フロンティア精神と原住民。ベンチャー企業と既存事業者。

マクロの経済成長と、ミクロの道徳観は常に葛藤がある。何が正しくて何が誤りかは単純に規定することはできない。

少なくとも、開拓民の末裔として、そのような歴史の上に今があることを忘れずにいたいと思います。
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