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インターナル・マーケティングの覚え書き。毎日のできごとを少し深く考えた、ビジネスのヒントを提供します。
キレる若者と桜の関係
ヨーロッパの貴族階級エリートの凄さは、どろどろした伝統的世界の中で、「白黒はっきりさせることなく」現実的な解を追求するところにある、と書物で読んだことがあります。残念ながらそれが何の本であるか不明ですが。

えいやでご破算にして一からやり直したい誘惑に負けずに、中途半端な気持ちの悪い状態の中で、社会のリーダーとして快活に振る舞う心の強さがあってこそ真のエリートだと。

随分前にこのことを読んで、いたく感銘した覚えがあります。

破滅的な太平洋戦争に突入したとき、日本人はなぜか晴れ晴れとした感慨を持った人が多いと聞いています。日本人は、DNAの中に、玉砕モードがあるんでしょうね。桜大好きですし。もちろん、私も。

ヨーロッパエリート的には、この玉砕モードは幼稚きわまりない精神なんだと思います。リセットしてすっきりすればユートピア的最適解が望めるという、「逃げ」の幻想にすがっているわけですから。

キレる若者が大事件を起こしていますが、これもそのDNAに内在する「すっきり症候群」が背景にあると思います。とにかくリセットしたら今よりは良くなるだろうと。

これ、彼らだけの問題ではなく、社会全体の問題だと思います。

すべての始まりに、少なくとも今現在生きていくことのできる現実があり、それを上手に活用することが未来を拓く。

そういうことを子供のうちから伝えていくことも大事だと思います。
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