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インターナル・マーケティングの覚え書き。毎日のできごとを少し深く考えた、ビジネスのヒントを提供します。
『思い違いの科学史』
会社の本棚にあった『思い違いの科学史』という本を読んでいます。

僕らは学校で「正しいこと」を学んだわけですが、歴史の中の偉大な人物は、現代から見ると必ずしも正しいことを考えていたのではないということ、大事なのはその時代での仮説であることが記されています。

例えば、ラボアジェは熱を運動ではなく、”熱素”という物質であると考えていた、などです。

”パラダイム”という言葉は、ある一定の思考の枠組みのことです。”熱素”という元素があることを前提に組み立てられた理論体系は、ちょっとやそっとでは壊れません。

この枠組みで説明が付かなくなったときに、”熱とは運動だ”という別の理論フレーム(=新たなパラダイム)に飛躍します。

正確には、自然と”飛躍する”のではなく、だれかが勇気を持って”飛躍させる”わけです。

その飛躍した理論は、すぐには評価されず、時間と共にさまざまな議論に耐えたものが”正しい”という称号を得ます。

大事なのは、”正しい”ことを後から摂取することではありません。自分の頭で考えた仮説をもち、それにしたがって行動することです。

偉人とは、そういう人のことだと思います。
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