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インターナル・マーケティングの覚え書き。毎日のできごとを少し深く考えた、ビジネスのヒントを提供します。
水不足問題は神の手が解決できるか
NHKで二夜連続で水不足問題の番組をやっています。

水は「水道光熱費」とくくられる生活インフラです。日本では、電気やガスの供給は民間企業が担い、かつ規制緩和で競争が促進されているのに比べ、水は公の機関で管理されています。他の国では民営化されているところもあり、水は次代のビッグビジネスとして大手商社などが虎視眈々とねらっている分野です。

古代の4大文明はすべて大きな川の流域であり、水が無ければ人は生きられないということは改めて言うまでもありません。無くてもしばらくは我慢できるという電気やガスとは、根本的に異なる性格のものです。

市場原理に任せて水の価格を下げるといったことではなく、長期的に人類が生存するために水の利用をどうコントロールするか、というのが課題です。このような問題に市場というシステムが有効に機能するのかどうか、きわめて疑問です。化学反応で水をつくることができればまた別なのでしょうが。

市場という”神の見えざる手”にコントロール「してもらう」ことが効用を最大化する、というのが古典的な経済学の教えです。しかし、このような問題は、しかるべきリーダーが知恵を出していかなければならいのでしょう。

さもなければ、人類が滅びるという”神の手”を待つことになりかねません。
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