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インターナル・マーケティングの覚え書き。毎日のできごとを少し深く考えた、ビジネスのヒントを提供します。
談合とオフサイド
道路公団の談合問題で、役人の天下り先の企業は入札から排除する方針だという記事がありました。

個人的感想としては、談合に参加した企業に同情します。公団の偉いさんと天下りした元偉いさんが談合するぞ、と言いだしたとしたら、その会社はノーチョイスですね。談合に参加するしか生きる道はありません。いかに正義をかざしたとしても、仕事がとれるとれないの現実にはかなわないと思います。

談合をしきって一生懸命業界のバランスをとるようなリーダーシップを発揮する会社と、技術は良くわらからないけど価格が安い企業とどちらに発注するかというのは究極の選択に近いものがあります。世間一般の常識から言えば、単に安い業者より、一生懸命アプローチする会社の方が評価が高いと思います。

と考えると、談合を支持する立場を取ると誤解されそうですが、そういうことではありません。「談合は違法」というルールの基で市場社会は成り立っているわけで、ルール違反はいけません。

それはサッカーのオフサイドがダメというのと同じ理屈だと思います。ゴール前に誰か待ちかまえているのはダメ、というのがオフサイドの発想です。それはそれでいいじゃないかという考えもあると思いますが、それじゃあゲームがつまらなくなる、ということです。

「談合がダメ」というのは、市場経済のルールの話であって、人類の原理原則の話でありません。「そういうことは違法だ」というルールを人間の知恵としてつくったわけです。

そのゲームに参加するプレーヤーとして、ルールを知らなかった、という言い訳はできません。会社のため、家族のため、という言い訳は同情しますが、許容することはできません。

しかしながら、まず断罪されるべきは、まず道路公団、天下りした元役人、不正をあばけなかった管轄役所でしょう。

相手のオフサイドに旗が揚がらなかったら、ジーコはキレますよ。マジで。
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