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ベートーヴェンの世紀の駄作
上の娘と二人でクラシックコンサートへ。「ベートーヴェンオーケストラ・ボン」というベートーヴェン専門の楽団にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のソリストと後藤泉さんという若くて綺麗なピアニストを加えた構成でした。

バイオリン・チェロ・ピアノの三重協奏曲と『田園』の2曲。娘は後半ダウン気味でしたが、親は堪能させて頂きました。

受付で頂いた解説を読むと、『三重協奏曲ハ長調 op.56』は世紀の駄作とのこと! なんでも、演奏が難しすぎて名演奏が聴けないとのこと。特にチェロは嫌がらせ的に難しいらしい。

確かにチェロのソリストの方の左手は超人のように動いておりました。チェロはがに股で楽器を足で挟んで演奏するので、激しいパートでは不自由な姿勢を振り解かんばかりにのたうち回る感じがダイナミックですね。バイオリンやコントラバスはより自由に上下動が許されるのに対し、チェロは拘束感が強く、一層エネルギーを感じます。

難しすぎて名演奏にならない、というのはデジタル時代にはあり得ないのでは。プログラムしちゃえばどんな凄まじいメロディーでもできちゃいますよね。また、自作自演なら人ができなくても自分さえちゃんとできれば排他的な価値がありますし。

大勢の人が演奏するために書かれた曲ならではの「駄作」だと思います。