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インターナル・マーケティングの覚え書き。毎日のできごとを少し深く考えた、ビジネスのヒントを提供します。
原材料価格の高騰
午前中、たまりにたまったTV番組映像の編集、ダビング。1ヶ月以上溜まると大変ですね。もっとマメにやらねば。

1ヶ月以上前というのはかなり「昔」ですね。楽天球団は明るい展望に満ち、堀江さん事件にソフトバンクインベストメントの北尾さんが参入し、中国が反日デモで荒れていました。時代が刻一刻と変わるのは当たり前ですが、自分自身がどう変わったのか、少し焦りを感じます。

今回の作業を通して目にとまったのは、石油や鉄鉱石などの原材料価格が上がり、メーカーの収益を圧迫しているという記事。需要増に伴い、供給価格が上がるという古典的な経済モデルそのままの状況になっています。価格の産業界全体の中で、原材料を供給する一次産業の存在感が増しているように思います。

メーカーや流通業では在庫を極力絞り、短時間で陳腐化してしまう在庫リスクを回避する経営が進んでいます。キャッシュフローを最大化するには当然の方法ですが、最終需要の変動がダイレクトに原材料仕入れの増減につながるようになります。在庫を持たないが故に、原材料の変動がそのまま利益に影響を与える構造になっています。

考えてみれば、究極の無在庫経営とも言える「狩猟社会」から、安定した計画的な経済の「農耕社会」へ移行したのが、文明の発展そのものでした。米の備蓄という在庫を持つことで、天候の変動リスクに備えたわけです。

今は「在庫は悪」という観念が支配的ですが、需要が伸び、供給が不安定な状況を想定するなら、在庫を持つ経営が有効になるというセオリーを少し注目しても良いと思います。

経営の発展が在庫の減少を伴い、そのために経済社会のリスクが増すとすれば、何とも皮肉なことです。いずれにしろ原材料ビジネスに注目していきたい思います。
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