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インターナル・マーケティングの覚え書き。毎日のできごとを少し深く考えた、ビジネスのヒントを提供します。
Z会
勝手広告なるものの存在は知っていたのだが、くぼさんとのミーティングで話題になって大爆笑。

勝手につくった広告のセンスが評価されて、実際の仕事にもつながっているらしい。

Z会シリーズが秀逸。

http://www.youtube.com/watch?v=pNVMm-hIRhI
http://www.youtube.com/watch?v=_X6ywvOGs0s

面白い画像は心に残る。

1分くらいがちょうど良くて、2分になると長すぎる。

入念に作り込まれた渾身の画像より、手作り感のある軽い画像がたくさんある方が現代の情報処理文化に合っている。

くぼさんがご自身で作られた画像もすごい。

http://www.youtube.com/watch?v=ddH2lCtcrPY

3万回以上再生されている。

間違いなく、表現技術の障壁は下がっている。

専門じゃないのでできない、という言い訳は通用しない。

やったら面白いだろうなあと、実際にやるのは大違い。

技術の壁が低くなった分、人間の行動力の差が顕著になる。

楽しくも恐ろしい世の中だ。
クロスウォーカー
ワコール社の友人からクロスウォーカーを送っていただく。

言わずと知れた、履いて歩くだけでお腹がへこむ画期的な商品である。

昨年の日経ヒット商品番付でも前頭に挙げられている。

あらゆる会社が新製品開発に四苦八苦している中で、機能面で差別化したスマッシュヒットは珍しい。

メーカーのまさに王道である。

たゆまぬ人体研究のたまものであり、尊敬の念を禁じ得ない。

このクロスウォーカー、百貨店の高級版と、量販店の廉価版があることをこの前知った。

値段は随分違うので機能も多分違うのだと思うが、ちょっとユーザー的には分かりにくい。

履くと歩幅が広くなり、運動量が増え、結果お腹が引き締まるという仕掛けだ。

より疲れやすくなるということと理解したが、違う?

ワコール諸兄によると、「前あきタイプ」が使いやすいようだ。

週5日、6000歩ずつ歩くと効果がある。

花王のヘルシア緑茶に似た感じ。

飲み物よりは、朝履いてしまえば意識せずとも効果が期待できるのでよい。

ちなみに、広告を見る限り、サントリーの黒烏龍茶は「美食の友」というコンセプトだ。

ヘルシアはストイック系、黒烏龍茶はキリギリス系か。

クロスウォーカーはどちらにもいけるのが良い。

本日、クロスウォーカー着用でカロリーたっぷりのラーメンを食してしまった。

明日はややストイック系にしたいと思う。
DM
家具屋さんからDM冊子が届いた。

最初に紹介されていたライフスタイルにビビッときた。

ビビの勢いでお店へ行く。

説明員の方にフロアを案内いただく。

数多くの商品のどれを紹介するか、説明員の仕事はなかなか難しい。

会話の端々から、気まぐれで優柔不断な客のはっきりしないウォンツを受け止める。

紹介された商品が??だと、首をもたげた購買欲が萎えてしまう。

幸いにも、イメージを汲み取っていただき、AIDMAの流れが加速する。

それにしても、何にも買う気がなかった心が、1冊のDMで豹変する。

まさにタイミングである。

その気まぐれに開く心のチューリップに、タイムリーに情報が流し込めるかどうか。

日頃捨てているDMも、その時だけは貴重な情報源になる。

このような可能性を信じて企業はDMを送ったり、ちらしを入れたり、電話を掛けたりする。

好むと好まざるに関わらず、賑やかで鬱陶しい情報の洪水が市場社会の常態である。
オフィスデポ
近所のオフィスデポが店を閉めた。

今のオフィスに引っ越してきたときは、たいそうお世話になった。

少し前に、ライバル文房具店が拡張した。

そのライバル店の品揃えに完全に負けていたので、残念ながら予想できた結果だった。

ややマニアックな商品をピンポイントで欲しくて、オフィスデポに行ったがなかった。

ライバル店に行くと、完璧にラインナップが揃っていた。

この体験で品揃え力が心に刷り込まれる。

売れ筋ではないものが、店の価値観を上げる。

際限なく品揃えをすることはできない。

しかしながら、明らかなライバルがいるときは、それを凌ぐ努力が必要だ。

オフィスデポは、その対応の柔軟性がなかった。

アメリカの巨人に、ローカル店が勝つ方法はこういうことだと思う。
京都和風建築
京都の木造建築の達人のお話をお聞きする。

設計施工はもちろん、材木を自社で抱えていて、最低10年自然乾燥させた最高級の木材で仕事をする。

材木倉庫は、さしずめ建築木材の図鑑である。

お宅も拝見させていただいたが、「本物」の町屋建築を好きにならない日本人はいない。

風情しかり、100年の月日をものともしない構造しかり。

住宅の10年保証という世界が鼻で笑われる。

残念ながら木造建築の設計技術は若者に受け継がれていない。

需要がないので仕事がなく、職人も育たない。

和風の家が良いなと思っても、年を取るとやっぱり腰掛けの方が楽だとか、陰気な感じがするとかの障害が立ちふさがり、近代建築に軍配が上がる。

しかしながら、日本人のDNAに根ざす木造建築が消えていくのはあまりにも惜しい。

惜しすぎる。

ここは一つ、後生に技術を残すためにも、現代生活に適合した設計を考えていただきたいものだ。

「公」に頼った天然記念物としての保護ではなく、市場メカニズムが支える伝統の残し方があるはずだ。

畳のないマンション暮らしの遠吠えであるが、達人先生のエネルギーを持ってすれば何とかなると思うのである。

だって、その家が本当に素敵なんだから。
『新規事業がうまくいかない理由』
株式会社フロイデ社長の松澤さんより、『新規事業がうまくいかない理由』(東洋経済新報社)という本をいただく。

同社会長の坂本桂一さんが書かれた本である。

坂本さんはいくつかの社内ベンチャーを実際に立ち上げ、株式公開まで持って行った人である。

もちろんこのような方は探せば何人もいらっしゃるが、その方法論を説明できるかと言えば、そうではない。

単なる経験か自慢話に終わる。

スピリットは感じられるが、実務的な参考にならない。

この本は全く違う。

坂本さんは実務経験をコンセプチュアルに記述できる希有な方なのだ。

新規事業はアイデア勝負と思われがちだが、坂本さんの本を読むと、はるかに実行段階が重要だ。

人選とマネジメント、そして次々と立ち現れる障害を克服するアイデアである。

小生は、新規事業プラニングを通した人財教育を手がけている。

教育の効果とは、将来の成果獲得の可能性を高めることである。

今さらながら、真剣勝負こそが成果につながり、将来の可能性も豊かにすることであることに気づかせてくれる。

ビジネスのフィールドはジャングルであり、秘境である。

だからこそ、新たな道をつくるのが楽しいのだ。

冒険の指南書として、本書を強く推薦します。
販促物
お友達から病院向け医薬品の販促物をいただいた。

箱に入った鉛筆2本セットである。

「くらべる鉛筆2本セット」と書いてある。

ご丁寧に鉛筆削りも付いている。

1本は普通の鉛筆で、薬品名がプリントされている。

もう1本はオレンジ色で、変わった材質でできている。

芯も外側もグニャグニャに曲がる変わった素材である。

1本はグニャグニャで、1本は(普通に)堅い。

堅い方にプリントされている薬品名は、「バイアグラ」である。

賢明な諸兄、諸姉は、この販促物の威力をすぐにおわかり頂けたと思う。