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インターナル・マーケティングの覚え書き。毎日のできごとを少し深く考えた、ビジネスのヒントを提供します。
自律型人材のキャリア開発
昨日は六甲台にて、神戸大MBACafeイベント。

平野先生ご指導によるワークショップ「自律型人材のキャリア開発」。

研修を受講する側になることが少ないので、すばらしい情報インプットと思考活性化の機会をいただきました。

キャリアは会社が「計画」できるものなのか、「偶然」に支配されるものなのかという問題提起。計画可能なものとそうでないものは何か。計画すべきなものとすべきでないものは何か、などなど。

セミナーの成果は、もう少し思考を深めてから仕事にダイレクトに反映することとして、序論部分で引っかかった言葉。

「今の偶然は、その前に何か行動を起こしたから」

このような因果関係のひも付けは、一歩間違うと迷信に近くなりますが、ビジネスで活躍している人は、間違いなく行動的です。

では、行動を起こす人とそうでない人の差はなにか。わがグループで議論になったのは主にこの点。

短い時間ではありましたが、行動的な人は「問題意識」があり(=将来に悲観的)、行動する際には「楽観的」であるとの整理を行いました。

同じ環境下にいても、長期的にはどちらかというと悲観的で、今何か手を打たないといけないという思いを強く持っている。

しかし実行段階では、自信も含めて、「何とかなるさ」といった楽観がある。

昔からよく言われていることでありますが、楽しいメンバーとのディスカッションを経て、ナレッジが身に刻まれました。

このようなすばらしい機会を下さった平野先生、企画進行されたMBACafe理事の皆様、ありがとうございました。
手弁当
神戸大の社会人大学院同窓会MBACafeのブログサイトづくりをみずのさんと。

こういうのがあったらいいね、と1年前くらいに話していたことを実践。

何事も「議論して決める」と「決めたことを作業する」のバランスが良くないとものごとが前に進まない。

ボランタリーな活動は、たまにしか集まれず、作業の時間がとれないのが弱点。

それを克服するため、こういう場をもっと作る必要があります。

誰に頼まれるわけでもなく、自分たちがこうありたいということを手弁当で実践する。

考えてみれば、元来仕事とはそういうもの。

大げさな言葉で言えば、これが企業家精神です。
宮崎にて
昨日は宮崎旅行にて大学院ゼミ同窓会兼ねた視察旅行。恩師の加護野先生ご夫妻ともども。

午前中、都城市のタイヤ工場見学。エンタメ業界真っ青のノリでご案内いただいた工場長さま、ありがとうございました。

タイヤは象徴的なアナログ製品ですが、化学技術満載のハイテク製品であることを認識。こういう分野が着実に力を付けることは、企業経営にとって素晴らしいことだと思います。

印象的だったのは、カラフルなラッピングに1本ずつ包まれた巨大なドーナツのような出荷待ち製品。中東向けだそうです。中東ではタイヤは高級品なので、このような包装が好まれるのだとか。

現代のラクダですな。

昼食時にシーガイア再生人として著名な丸山氏のレクチャーおよび質疑応答会。

従業員のモチベーションを上げる策が功を奏して、多額の改善効果を上げる。自分がホテル経営の素人だったから良かったと。

企業再生を何社も手がけると、ダメな会社はいろんなところを変えたくなる。あれも変える、これも変えるとやっていくと、今度の社長さんは話が分かると社員の人気は出るが、それではだめだと。

企業の競争力につながる施策に焦点を当てた改革にしないと、パワーが分散してスピードが遅くなる。

当社の中心課題はマーケティング、すなわち集客にあると。

マーケティングリサーチも進めているようで、これからの舵取りに関心を向けていきたいと思います。
サプライ・チェーン・マネジメント
神戸大学にて、アパレルのZara社を題材としたSCM(サプライ・チェーン・マネジメント)の講義を拝聴する。講師は松尾博文教授。MBACafeの企画。

平均的な店のアイテム数が年間2~4千SKUに比較して、10万SKUが年間に投入される。

それだけ作れば在庫効率が悪くなって儲からないのが相場ですが、そうでないのが注目される所以。

巨大な物流システムに象徴されるSCMで高業績を実現しています。

店舗情報が瞬時に200名のデザイナーに伝わり、小ロットで売れているものを作り、店頭に供給します。

ユニクロなんかと違うのは「ハイファッション」だということ。企画と店頭投入のスピードが命です。

先日NHKで放送されていた渋谷109のショップのものづくりに通じます。

これらの会社に共通するのは、デザイナーはいわば消耗品だということ。堅固なビジネスシステム上で旬の企画を形作るパーツになっています。

Zara社では"No prima donnna"とよばれているそうです。創造性と産業化のジレンマという問題意識が頭に浮かびます。

もう一つは、需要がジェットコースターのようなビジネス、たとえば携帯電話などには難しいだろうな、ということ。

衣服という需要が堅調で、しかも集客が読み込める一等地に構える店ならではのシステム。

Zara社の創業者も、店を持つことの重要性を早い段階で知ったとのことですから、需要をある程度コントロールできることが成功の鍵です。

急に注文が増えてもだめなんです。次の瞬間、急降下することがありうるわけですから。

いかに合法的に需要を管理するか。ビジネスの神髄はここにあります。

MBA同窓会
弊社オフィスにて神大社会人大学院同窓会MBACafeの会合。

同窓会発足時は会議の場所がなくて、居酒屋でやっていました。でも最初から酒が入るとだめですね。議論する雰囲気でなくなりますから。

で、曲折があって弊社を会場とすることになりました。

会議用テーブル、ホワイトボード、ネットにつながるPCとプロジェクター。これらがあれば快適なミーティングができます。

オフィスの神髄は個人のワークスペースよりもコラボレーションスペース。

こういう場に活用いただいてうれしい限りです。

いい議論をして、肝心の同窓会オペレーションをもっと盛り上げていきたいと思っています。
MBACafe
昨日、弊社にて神戸大社会人大学院同窓会組織のMBACafeの会合。

人が集まる場をつくりたかったので、これからも場所は提供させて頂きます。楽しく活気ある同窓会組織となるように、微力ながら力添えさせて頂きたいと思っております。

まじめな会合の後は定例の飲み会。事務所近くのおでん屋さん。

淡路島で地主さんと交渉しているあしやさん。友人の結婚式で披露したという自作の曲を聴かせて頂いてビックリ。プロ並みじゃん。そんな才能あったの??

オフコース角松敏生の話が出て大盛り上がり。小生よりかなり若いみたいだけど、年齢誤魔化してない?

これからもこんな楽しいメンバーに弊社を使って頂ければ幸いです。
know-how
神戸大社会人大学院の優秀論文発表会を聴講。

名物教授のこじま先生の講義付き。講義中、名前出して呼びかけていただき、お見知りおきいただいていることに感謝。相変わらず辛口なコメントで、若干会場凍り付いておりました。

先生の講義で、組織で知識を共有するためには、まず"know-what"の理解が必要で、その後共同作業などのプロセスを経て、実践的な"know-how"に進化させることが大切とのこと。

"know-how"というと、表面的な知識で形だけうまくやると言う意味でとらえがち。ややもすると学問の場では軽視される言葉です。何が大事な要素であるかという"know-what"を知っていることの方が重要とみなされる価値観も根強いと思います。

ところが、現実の行動のためには、何をすべきかという、その方法論が大事だというご指摘。

これ、実践面では当然重要。単なる機械的なマニュアルではなく、"context-specific"な状況を知覚しながら自分の方法論として身体化することが大切と理解しました。

スライドの文章が全部英語だったので大変でしたが。